気密測定を迎えるにあたって、一つ悩みがありました。
一応、以下の記事の続きとなります。
一条工務店さんの場合
一条工務店さんの住宅は、C値0.7の保証があります。
C値って何?という方は、よければ前回の記事を読んでみてください。
といいつつ簡単に説明しますと、気密性能を数値で表したもので、C値が1を切ると一応高気密住宅と呼んでいいレベルのようです。
この気密性能は実測して求めているようですが、平均値が公表されています。
i-smartに代表される枠組系だと0.59、私達が選択したブリアールを含む軸組系だと0.61ですね。
気密測定のタイミング
気密測定は一条工務店さんの場合(おそらく他社さんも)、希望すれば見学が可能です。
前回の記事の通り、気密については結構調べていたので、個人的に測定にかなり興味を持っていました
この測定のタイミングですが、私達の場合は水道の配管、電気配線、換気システムの配管後でした。
4月18日が上棟、5月17日が気密測定でしたので、約1ヶ月後となります。
ちなみに、もとむぅさんの場合は上棟9日目だったそうなので、人によってかなりタイミングに差があるようですね
機材の手配のタイミングとかなのでしょうか・・・?
測定時の条件について
一条工務店さんの気密測定は、正式なものではないとよく言われます。
原則として、「住宅の気密性能は、基本的に建物の完成状態で測定」という条件があるのですが、この条件を満たしていないからですね。
これにはきちんと理由があって、「建物が完成状態だと補修作業が難しい」ので完成前に気密測定を行っているそうです。
基本的に、中間状態より完成状態の方が気密性能は良くなるらしいので、今より良くなるのならいいかなと思っています
【工事進捗報告書より】
ちなみに一条工務店の監督さんによると、気密測定はC値0.7を目標とするのですが、どうしても難しい場合は1.0を目指すそうです。
この場合、完成前にもう一度気密測定を行い、そこで0.7を切るようにするそうです。
気密測定は1回だったという人と2回あったという人を見かけるので気になっていたのですが、こういう理由だったんですね。
困った事
気密測定にあたって、一つ悩みがありました。
一条工務店さんの場合、C値は0.7を保証していて平均値も0.6なので、もしC値0.5や0.4が出たら大変素晴らしいです。
前回の記事の通り、とりあえず1を切っていれば良いと思っていたので、十分な性能です。
ところが、です。
私達は他社さんで散々、C値0.2や0.1の住宅を見てきた後でした。
もし気密測定の結果が「0.4が出ました!素晴らしい性能です!」となったときに、素直に喜べるかどうか自信がありませんでした
散々調べた後でしたので、気密測定にとても興味があったのですが、立ち会ってもよいものかどうか、とても悩ましかったです。
という事で、気密測定の立ち会いは(確か)積極的に希望しませんでした(うろ覚え)。
まぁその後、監督さんからご案内を頂いたので、折角の機会だしと参加することにしたのですが・・・(笑)
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終わり。
ここまでお読みくださり、ありがとうございました。
次回、今度こそ気密測定編の最終回です。