夏の室温は28度、冬の室温は20度となるようエアコンを設定しよう、と環境省より推奨されています。
CO2削減のためですね。
そしてこの節電のためには、高断熱化が効果的です。
「次世代省エネルギー基準の家」と「一条工務店さんの家」を比較すると、31.5万円の冷暖房が3分の1の10.8万円で済みます
30年だと621万円の差なので、建築費が少し高くても十分ペイできますね。
お得!
という冗談はおいておいて、本題です。
エアコンで節電?
エアコンって光熱費の大部分を占めるので、頑張って節電しなければいけない!と思い込んでいませんか?
そんなあなたに、興味深い資料があります。
「世帯当たりのエネルギー消費原単位と用途別エネルギー消費の推移」によると、
冷房 2.7%
暖房 24.7%
給湯 28.8%
厨房 9.9%
動力・照明他 33.9%
です。
冷暖房の節電を否定するつもりはないのですが、実はどんなに頑張ってもせいぜい28%しかカットできません
冷房費は2.7%?
6地域(うどんの国)の人から見ると、いくらなんでも冷房費2.7%は少なすぎでは?と思われたかもしれませんが、実はその通りです。
「エコハウスのウソ2」によると、6地域の暖房費と冷房費の割合は大体2:1のようです。
8地域(沖縄県)だと暖房費は0だし、逆に1地域(北海道)だと冷房費が0という事で、実は地域差がかなりあります。
冷暖房の平均値は28%ですが、1地域(北海道)だと39%だったりして、さすが寒い地域だけはあるなと思わされます。
いずれにせよ、エアコンは電気代が高い!と思われていた人には、意外と冷暖房以外の方が割合を占めている事が伝わったのではないかなと思うのですが、いかがでしょうか?
我が家の場合
我が家の場合、先日上棟式を終えたばかりでまだ住んでいませんが、一つ資料があります。
一条工務店さんに頂いた「一次エネルギー消費量計算結果」によると、
暖房 17%
冷房 7%
空調 15%
給湯 23%
照明 8%
その他 31%
我が家はこのような試算になっています。
冷暖房費は24%なのでやっぱり平均的ですし、決してこれだけで大部分を占めているというわけでもなさそうです。
ご家庭によって大きく変わる話ではありますが、意外と冷房費と照明費が同じだったり、暖房費と空調費が同じだったりと、見ていて面白い数字だと思います。
エアコンを節電するなら、同じぐらい給湯・空調・照明などの節約も重要ということがよく分かりますね
空調費め・・・
上の空調の15%って数字、一条工務店さんが誇る第一種換気システムのロスガードの消費電力だと思うのですが、これちょっと大きすぎない?と思ったのは私だけでしょうか?
暖房にかかる費用と同じぐらいって・・・ねぇ・・・?
(この15%に関して、訂正記事があります)
実は他にも理由がいくつかあって、ロスガードを不採用とできないか一応聞いてみたことがあるのですが、やはりダメだそうです。
と色々書いてきましたが、結局は太陽光パネルを載せると色んな問題が一挙に片付くので、やはり一条工務店さんの大容量太陽光パネルは強いと思います。
週に一回以上更新しようと思っていたのに、上棟式に気を取られて間隔が空いてしまいました
というところですが、今回もここまでお読みくださり、本当にありがとうございました!
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