基本情報技術者試験 -6ページ目

OSI参照モデル もしくは OSI基本階層モデル
【 OSI reference model 】


国際標準化機構(ISO)により制定された、
異機種間のデータ通信を実現するため
のネットワーク構造の設計方針「OSI」(Open Systems Interconnection)に基づき、
コンピュータなどの通信機器の持つべき機能を階層構造に分割したモデル。


参考引用:e-words


具体的には、

以下の7つの層です


第1層 物理層・・物理的な接続を受け持つ。ピン・ケーブルなど



第2層 データリンク層・・通信相手との物理的な通信路を確保。イーサネットなど



第3層 ネットワーク層・・ネットワーク内の経路選択・アドレス管理。IPなど



第4層 トランスポート層・・機器間のやりとりを制御。データの整序や再送制御。TCP、UDPなど。



第5層 セッション層 ・・通信プログラム同士の経路の確立や解放。TLS、ZIPなど。



第6層 プレゼンテーション層・・ユーザー用データ圧縮や、暗号化など。SMTP、FTPなど。



第7層 アプリケーション層・・アプリケーション用。HTTP、DHCPなど


基本情報技術者 平成25年秋期
午前問34


LAN間をOSI基本参照モデルの物理層で相互に接続する装置はどれか。


ア. ゲートウェイ  イ. ブリッジ
ウ. リピータ     エ. ルータ





【解説】

ア. ゲートウェイ・・ OSIすべてを認識。

主にトランスポート層以上でプロトコルの異なるネットワーク同士を接続する役割を持つ装置。

イ. ブリッジ・・ ブリッジは、データリンク層。

通過するパケットのMACアドレスを見てパケットを中継するかどうかを判断する装置です。

ウ. リピータ・・ 物理層。

データ伝送中に弱くなった電気信号を増幅することでデータの伝送可能距離を延長する装置です。

エ. ルータ・・ ネットワーク層。

通過するパケットのIPアドレスを見てパケットを最適な経路に中継する装置です。



【正答】ウ

通信にかかる機能を判断する場合、

単位時間あたりに送受信できるデータ量

を、一基準とすることが  多いです。


「bps」という 単位をつかい、

通信回線などのデータ転送速度を あらわします。


これは、ビット毎秒(bit/second)。


1bpsは1秒間に1ビットの データを転送できることを表しています。


しかしながら、回線を最大速度で利用すると

回線待ちなどが発生し、伝送制御はかえって効率が悪くなるケースがあるので、

一般的には、一定の利用率で、データ伝送を行うことを前提に、

回線を設計します。



データ伝送時間 = 送信データ量 ÷ 実効速度
データ伝送時間(秒) = ( データ容量(byte) × 8 ) ÷ ( 伝送速度(bps) × 伝送効率(%) )


※ 実効速度 = 回線の最大データ転送速度 × 回線利用率


基本情報技術者 平成25年秋期
午前問33


64kビット/秒の回線を用いて106バイトのファイルを送信するとき,

伝送におよそ何秒掛かるか。

ここで,回線の伝送効率は80%とする。


ア. 19.6
イ. 100
ウ. 125
エ. 156


【解説】


64 k ビット/秒とは、 1秒間に 64x103 ビット伝送 ということを意味し

伝送効率は 80 %としているので

実際には、 64x103  x 0.8 (ビット) が 1秒間に伝送されていると考えます。


送信するファイルの大きさは 106 バイトとは、8x106 ビットの大きさなので、


計算式は、


( 106 ×8ビット )÷( 64x103 × 0.8 )= 156.25 (秒)


【正答】エ


ロックとは


複数のデータ更新処理がほぼ同時に発生したり、

照会しているデータが他の処理によって不意に更新される場合、

データに論理的な矛盾が生じることがあります。 


それを防ぐために、先にデータにアクセスする処理が、

データを使用中であることを明示的に宣言し、他処理に制限をかけるようにします。

その行為の事を、「ロックをかける」と いいます。


この時、データの整合性を保つためには、

データを更新する際には、他のユーザがデータをロックしていないか確認して、

ロックされている場合は 

その処理が終わる(ロックが解除される)まで待ってから処理を始める、

ということになります。




  • 他の処理からのロックや更新、削除、照会を禁止するロックを、占有ロック(排他ロック)
  • 他の処理からの更新や削除を禁止し、照会は許可するロックを、共有ロック


    といいます。

  • 共有ロックされているデータは、

    他の処理からの共有ロックは許可しますが、占有ロックは許可しません