基本情報技術者試験 -5ページ目

メッセージダイジェスト / message digest


電子証明書を使った電子署名では、

公開鍵暗号方式に加えて、「ハッシュ」と呼ばれている技術が使われています。

ハッシュとは、

元となっているデータをある決まった長さのまったく異なるデータに変換することです。

この変換手法を「ハッシュ関数」と呼んでいます。


この変換後のデータを「メッセージダイジェスト」と言います

(メッセージダイジェストを「ハッシュ値」や「フィンガープリント」と呼ぶこともあります)


[メッセージダイジェストの特性]

メッセージダイジェストを元に戻すことはできない

 データ変換は、常に元データからメッセージダイジェストへの一方向のみです。


〇 可能  元データ⇒ハッシュ関数⇒メッセージダイジェスト

× 不可  メッセージダイジェスト⇒ハッシュ関数⇒元データ(にはならない)


元のデータが少しでも変化するとメッセージダイジェストも変化する

元のデータが改ざんされてしまったとしても、改ざんを検知することができます。

逆に、入力データが同じであれば、常に同じメッセージダイジェストが生成されることになります。


そのため、電子署名に使われているハッシュ関数は、

異なるデータから同一のメッセージダイジェストが生成される確率は極めて低くなっています。


引用参考:FromSymantecVerysign「電子証明書とPKI入門 > 第8話:電子証明書の基本的なはたらき

は?」


基本情報技術者 平成25年秋期

午前問38


ディジタル署名などに用いるハッシュ関数の特徴はどれか。


ア. 同じメッセージダイジェストを出力する異なる2つのメッセージは容易に求められる。


イ. メッセージが異なっていても,メッセージダイジェストは全て同じである。


ウ. メッセージダイジェストからメッセージを復元することは困難である。


エ. メッセージダイジェストの長さはメッセージの長さによって異なる。




【正答】ウ

イーサネットフレーム 【 Ethernet frame 】 Ethernetフレーム


イーサネットで送受信を行う時の基本単位。
イーサネットでは、転送単位となるパケットのことをフレームと呼んでいます。



フレームのデータ形式はIEEE 802.3などの規格で定められています。


基本的な構成は


・宛先アドレス(6バイト)

・送信元アドレス(6バイト)

・データ長やデータタイプ(2バイト)・

・データ本体(46~1500バイト)

・誤り訂正符号(FCS:Frame Check Sequence、4バイト)


となっています。


物理層では

このフレームの先頭に、8バイトの特定のビットパターン(プリアンブル)が付加されて、

信号の同期やフレーム開始の識別などに用いられています。


VLANを用いる場合にはデータ本体の先頭4バイト

VLANタグなどの情報に使われます。


イーサネットフレームは最小サイズが60バイトとなっており、

それ以下の場合には無視されてしまいますので

60バイトに満たない場合には、
無条件に00Hをダミーデータとして必要な数だけ追加して送信します。






ARP(アープ) 【 Address Resolution Protocol 】 アドレス解決プロトコル


IPアドレスからMACアドレスを導き出すためのプロトコル。

ARPテーブルとは、イーサネット通信のために用いられるIPアドレスとMACアドレスの対照表.


多くの場合OSが管理するので、ユーザーの設定を必要とすることはほとんどありません。


基本情報技術者 平成25年秋期

午前問35


IPv4においてIPアドレスからMACアドレスを取得するために用いるプロトコルはどれか。


ア. ARP
イ. DHCP
ウ. ICMP
エ. RARP



【正答】ア


【解説】

イ. DHCP

⇒ネットワークに一時的に接続するコンピュータに、IPアドレスなど必要な情報を自動的に割り当てるプロトコル


ウ. ICMP

⇒IPのエラーメッセージや制御メッセージを転送するプロトコル。

TCP/IPで接続されたコンピュータやネットワーク機器間で、互いの状態を確認するために用いられる

エ. RARP

⇒ネットワークにおいて、Ethernetの物理アドレス(MACアドレス)からIPアドレスを求めるのに使われるプロトコル。


引用:e-words