基本情報技術者試験 -45ページ目
システム監査の実施体制に関する記述のうち,適切なものはどれか。

ア.監査依頼者が監査報告に基づく改善指示を行えるように,システム監査人は監査結果を監査依頼者に報告する。

イ.業務監査の一部として情報システムの監査を行う場合には,利用部門のメンバによる監査チームを編成して行う。

ウ.システム監査人がほかの専門家の支援を受ける場合には,支援の範囲,方法,監査結果の判断などは,ほかの専門家の責任において行う。

エ.情報システム部門における開発の状況の監査を行う場合は,開発内容を熟知した情報システム部門員による監査チームを編成して行う。




【解説】
システム監査に関しては、経済産業省が公表している「システム監査基準」(http://www.meti.go.jp/policy/netsecurity/systemauditG.htm)を元に 問題が構成されることが多いです。

それによると システム監査とは「監査対象から独立かつ客観的立場のシステム監査人が情報システムを総合的に点検及び評価し、組織体の長に助言及び勧告するとともにフォローアップする一連の活動」と 定義されています。

つまり、システム監査人として、被監査部門(システム監査を受ける部署)と意見交換することがあったとしても、利害関係が生じるメンバーが加わることはありません。

また、その報告における「指摘事項」や「改善事項」は、システム監査人が自らの判断基準に基づき行われるものとされています。

以上の点から、選択肢 イ・ウ・エが 不適当ということがわかります。

システム監査のまとめ説明は こちら


【解答】ア


 

 
  
 

コンピュータシステムの利用料金を逓減課金方式にしたときのグラフはどれか。

H23春問57

 

【解説】
逓減(ていげん)課金方式とは、システムの使用量が増加するにしたがって、利用単位当たりの課金額が減っていく方式です。

ここでまちがってはいけないのは、利用料が増えていくに増えていくほど、利用料が減っていくことではありません。
また、使用量が一定量を超えると、利用料金がそれ以上増えず、定額になるという方式でもありません。

利用料にあわせて 課金はされます。

しかし、その増分率が使用料が増加すると低くなっていくということです。

つまり、グラフであらわすと、使用料が増えるほど、その勾配はなだらかになっていくのです。

【解答】 ウ



 

 
  
 

システム監査規程の最終的な承認者はだれか。

ア.監査対象システムの利用部門の長
イ.経営者
ウ.情報システム部門の長
エ.被監査部門の長


【解説】
システム監査規程とは、システム監 査の基本的事項を定めた規程であり、システム監査人がシステム監査を実施するにあたり必要とする一連のシステム監査マニュアルを構成するものの一つです。
目的・用語の定義・対象範囲・監査時期・実施体制・実施計画・監査通知・監査実施・講評会・監査報告書・システム監査人の責務・システム監査人の権限・倫理・守秘義務・外部委託の各条文を具体的に示しているものを、財団法人日本情報処理開発協会が規定したモデルとして公表しています。それにより、システム監査がスムーズに適切に実施できるようになることが望まれています。

システム監査は、監査依頼者(多くは経営者)の依頼・監査依頼者(多くは経営者)への報告によるものですから、監査依頼者(多くは経営者)に承認を得るのが妥当と考えます。


システム監査のまとめ説明は こちら


【解答】イ