基本情報技術者試験 -38ページ目
標準タスク法」は、開発プロジェクトの見積もりを出すときなどに コストや工数を計算する方法として使われます。

まず、全体を細かな作業工程に分解し、あらかじめ設定されているそれぞれの標準工数に、その作業特有と思われる複雑さを考えた係数を掛け合わせたものをその工数とし、足しあわせて全体の工数を推定していく方式です。
 
【例】平成25年秋 問54
全部で100画面から構成されるシステムの画面作成作業において,規模が小かつ複雑度が単純な画面が30,中規模かつ普通の画面が40,大規模かつ普通の 画面が20,大規模かつ複雑な画面が10である場合の工数を,表の標準作業日数を用いて標準タスク法で見積もると何人日になるか。ここで,全部の画面のレ ビューに5人日を要し,作業の管理にレビューを含めた作業工数の20%を要するものとする。
画面当たりの標準作業入力  単位:人日
単純普通複雑
0.40.60.8
0.60.91.0
0.81.01.2

【考え方】
小・単純・・ 30・・・・係数0.4 ====> 30x0.4 =12(人日)
中・普通・・ 40・・・・係数0.9 ====> 40x0.9 =36(人日)
大・普通・・ 20・・・・係数1.0 ====> 20x1.0 =20(人日)
大・複雑・・ 10・・・・係数1.2 ====> 10x1.2 =12(人日)
画面レビュー          ====>                    5(人日)
                                                             計:        85(人日)

「作業の管理に、レビューを含めた作業工数の20%を要する」ものとするとあるので 
今までの計を1.2倍(120%)する。
            85  x  1.2  =102
                          答え:102人日


これもITパスポートや、基本情報技術者試験によく出る言葉ですが、工程管理の時に使う「ガントチャート

横軸に日時(時間軸)、縦軸にプロジェクトの各段階を細かく分解した作業項目をおきます。
縦軸それぞれの項目に、横棒によって期間や進捗状況などをあらわし、開始・終了日時や作業担当者などを記入して、作業の流れが視覚的に示すようにした図です。


こんな感じかな⇒http://minna-de-gantt.com/whatGanttChart.html
ITパスポートの試験から高度情報技術者の試験にまで、よく出てくる用語なので、今更ですが・・・

IT用語辞典(e-words.jp)では、
「プロジェクトの各工程を、プロジェクト開始から終了まで「前の工程が終わらないと次の工程が始まらない」という依存関係に従って結んでいったときに、所要時間が最長となるような経路のこと。」
とされています。

「critical」とは、「きわどい」とか「重大な」とかの意味がありますが、
要するにこの場合、「全行程を進めていくうえで、余裕がない経路」といえます。

プロジェクト管理において、プロジェクト完了までに必要な時間を積算しますが、その際、最長となる一連の活動経路といえます。
そしてそれが、プロジェクト全完了までにかかる最短時間となるのです。

クリティカルパス上の活動に遅延が生じると、プロジェクト完了予定日に影響が生じることになります。