サービスデスクとは、ユーザや社内からの問合せ窓口を一元化したものです。
問合せを受けるのみの働きだけでなく、
警告を発したり、新情報を提供する役割をになったりもします。
英語でSingle Point Of Contactと呼ばれることから、
略してSPOCとよばれることもあります。
サービスデスクには次の4つの形態が存在します。
●ローカルサービスデスク
ユーザと同じ場所か物理的に近い場所にサービスデスクが存在する形態
ユーザとの距離が近く、
コミュニケーションが迅速にとることが可能だが、
スタッフが常に待機する必要があり、非効率的です
●中央サービスデスク
一箇所でサービスデスクを運営する形態
効率と費用対効果の向上が見込まれ、
より少ないスタッフで対応が可能だが、
ユーザと物理的な距離があるため、
即時処理が必要なケースなどに遅延が発生する場合があります。
●バーチャルサービスデスク
実際には複数の要員が複数の地域や別部門に分散していても、
単一のサービスデスクがあるかのような印象を持たせる形態
在宅勤務やアウトソーシングなどの組合せにより、
柔軟な運営体制が可能だが、
サービスの品質や一貫性・画一性を保つための手段が必要です。
●フォロー・ザ・サン
地理的に別大陸などに拠点を複数分散させて、
中央で統括管理することでサービスデスクを運営する形態。
24時間体制でのサービスの提供でも、比較的低コストで行うことが可能ですが、
共通のプロセス、ツールや情報共有、引き継ぎなどの面で課題が残っています。
下記のような 出題例があります
【平成25年 春 問75】
サービスデスク組織の構造の特徴のうち,ローカルサービスデスクの特徴はどれか。
選択肢
ア.サービスデスクを1拠点又は少数の場所に集中することによって,
サービス要員を効率的に配置したり,大量のコールに対応したりすることができる。
イ.サービスデスクを利用者の近くに配置することによって,
言語や文化の異なる利用者への対応,専用要員によるVIP対応などができる。
ウ.サービス要員は複数の地域や部門に分散しているが,
通信技術を利用することによって,単一のサービスデスクであるかのようなサービスが提供できる。
エ.分散拠点のサービス要員を含めた全員を中央で統括して管理することによって,
統制の取れたサービスが提供できる。
上記説明より
ア⇒中央サービスデスク
イ⇒ローカルサービスデスク
ウ⇒バーチャルサービスデスク
エ⇒フォロー・ザ・サン
といえます。
よって 正答は イ