
本文はここから
夏の思い出、というお題をみて
気がつけば、8月はもう、
終わりに近づいているのですね。
心なしか午後に鳴く蝉の声も悲しげで
夜には心細い虫の音が聞かれます。
今年の夏はわたしにとっては良い夏でした。
今年の夏は去年のような想定外の症状に
苦しめられることもなく
終わりそうですから。

そのせいか、
変化のない生活の中にも、
庭の花を見るともなく眺めるような、
穏やかに無為な時間がありました。
勝手口の柵に伝わせて咲かせた朝顔が
台所の扉を開けると見えるのです。
疲れたときにそれを、見るともなしに見ておりました。

そうしていて気がついたのですが。
いまどきの朝顔って、お昼を過ぎても
咲いているのね(笑)
涼やかでできれいなのですけれど
朝顔としてそれでいいの・・・
悩みます。
わたしが悩んでもしかたないのですけれど(笑)
もう一つ気がついたのですが。
朝顔の蕾を夜、花瓶に活けておきますと、
翌朝、日が昇ってから
少しずつ
花弁を開き始めるのです。
その時刻が、
そして
花弁が開いていく速さも
露地の朝顔よりも遅いのです。
花瓶に生けられた朝顔の蕾は、
日が高く上ってから
ゆっくり、少しずつ開いていきます。
最後まで開ききらず
萎んでしまうこともあり、哀れです。
哀れというのなら
花瓶に生けたりしなければいいのですけれど(笑)

夏の、思い出。
オンラインのほうでは
初めて「きたよ」「ピグトーク」をしていただいたこと
そういった変化がこの夏の思い出になるのでしょう。
きっと。

現実は
オンラインほどの思い出も変化もないこの夏、
日用品の買出しと
漢方の病院のほかに出かける先もなかった夏の(笑)、
ささやかな思い出は
朝顔を眺めていた穏やかな時間、
そんな気がします。
この
平穏を失わずに夏をすごすことが出来た幸運に、感謝しております。


8/31
名残の夏の、青いゼリーでしょうか。
とてもきれい。嬉しいです。

透明な青、綺麗ですね。

お忙しいお時間を割いて
アクセスしてくださって嬉しい。
ありがとう。

雨が降って暑さが急に和らいだようですね。
季節の変わり目でしょうか。
お体お気をつけて…どうぞ、お健やかに
お過ごしくださいね。