忘却とは忘れ去ることなり | feelsayo 2 

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恋人との○○記念日、覚えてる? ブログネタ:恋人との○○記念日、覚えてる? 参加中

私は覚えてない派!

本文はここから

忘却とは忘れ去ることなり。

ブログネタ詳細を読み、
そんな古いフレーズを思い出しました。

今回のブログネタには
「彼が初めて手を繋いだ記念日を忘れた」と嘆く乙女心が
初々しくもかわいらしく描かれているのです。

ああ、そんなころもあったわね、なんて
ほのぼのしておりましたら、
エリーさん、

「みんなは、恋人との○○記念日、覚えてる?」

そんな言葉でブログネタ詳細を締めました。
そう来るとは…。
困った質問。

ああ、
失礼いたしました。
質問自体は人を困らせるものではありません。

単に、

わたしが常日頃ひた隠しにしている
困った性情をピンポイントで暴く質問、

いうだけのことなのです。

困った性情、
そう、
誰しも弱点や欠点の一つや二つ
隠し持っているもの。

わたしは一つや二つではございませんが(笑)

その隠している欠点の一つが

「大抵の記念日をおぼえていない」

ということなのです。

何時、何処で、一緒に、何をしたか。

そんな記憶のうち、「何時」はとりわけ
すみやかに記憶から消えていきます。
まして、
日付を記憶する、などという高度な技など
使えるはずがないのです。

手をつなぐ、というコネタから
いわゆる人生のオオネタにいたるまで、
日付とともに残っている記憶、というものがないのです。

心に残る出来事は
漠然とした喜怒哀楽の彩りとともに
印象だけが残っている感じなのです。

無論、年中行事としての「日付」は記憶できます。

お盆お正月に始まって、
お彼岸七夕お月見節分、という類です。
バレンタインももちろん押さえますし。

ですから、社会生活に支障をきたすことはないのです。

けれど、そういったイベントデーの日付ではなく、
個人的な思い出の日付、
その記憶が皆無なのです。

そういったことを忘れていても別段、
社会生活に支障をきたすことはありません。
個人的な付き合いでも普段は、支障をきたすことはありません。

ただ、あまりの記憶力の悪さに
鼻白まれてしまうことがあるだけです。

自罰的傾向の強い人間を落ち込ませてしまったり
他罰的傾向の強い人間をキレさせてしまったり
することも、ままありますが
それもわたしの不徳の致すところ、
のような気がします。なんとなく。

「記念日」、そしてその日の詳細な記憶。
覚えている人はよく覚えていらっしゃるのでしょうか?

大した苦労もなく、思い出とともに
日付が心に残ったら便利に違いない、
そんな気がします。

心を温める記憶、というものは
人生の財産、そんな気がしますから。

記念日を、
日付とともに覚えておけば、
日付から逆引き辞典のように
素晴らしい思い出を検索することができて
楽しいかもしれない、
そんな気がします。

ああ、そんな風になれたら…!

「記念日」。

取り敢えず、覚える努力をするところから
始めてみようかなと思います。
日記をつければ
忘れても調べることができそうです。

(でも、抜き打ちテストのように、
出し抜けに尋ねられたら、
きっと返答に詰まってしまいますから
人間関係を良くする努力としては、
無意味なような気がします)

「記念日」。

その日付を覚えていることは難しくて。
いえ、
「覚えている」こと、以前に
「覚える」ことが難しくて。

忘れる、忘れない、以前に
覚えることができないでいる、
というのが現状です。

記憶とは忘れ去ることなり。
覚え得ずして忘却を詫びる心の虚しさよ。

ああ、ほんと虚しい…(笑)

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