New Moon on Monday ブログネタ 好きな昭和の曲 | feelsayo 2 

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猫を眺め 猫を被る日々。  
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昭和は遠くなりましたね。

そのせいか
昭和の歌、
と問われて自然に思い浮かぶ曲は

いわゆる高度経済成長、
昭和レトロな時代の歌謡ではなく。

悪名高き昭和バブルのころ、
巷で流行っていた洋楽です。

たとえばNew Moon on Monday。

新月になると、この曲を思い出します、

$feelsayo3-venus121015

今日のように、月曜日の新月ならなおさら(笑)

Duran Duran というイギリスのバンドのヒット曲です。

ブリティッシュロックの流れから
簡単に説明させていただくと
PUNK~New Waveの流れから来た
New Romantics、というムーブメントの人気バンド。

ニューロマと略します(←なにそれっ(笑)っていわれそう)

PUNKはpiggにも出てきますから
説明不要ですね(piggに感謝って感じです)。

ニューロマはイギリス版ヴィジュアル系みたいなものとでも
申し上げておけばいいのでしょうか(笑)

ブリティッシュロック華やかなりし時代でした。

音楽を聴くセンスに恵まれているわけでは全くない
わたしのような人間でさえ、
自分はROCKが好きである、などと
楽しい誤解をして暮らせる時代ではありました(笑)

12インチシングル(アナログ盤)を
携えて歩けば気分はいっぱしの洋楽ファン、
そんな感じで(笑)

邦楽ならYBO2のファンでした。

当時、ややスノッブでマニアックな
けれど泥臭くないのが取り柄の洋楽雑誌だった
『FOOL'S MATE』主筆、
故・北村昌士氏のバンドです。

空っぽなそして終わる予感を湛えた好景気の最中、
「黄金の昼下がりは未だ訪れず
恨みを込めて虚空を見上げる」ような気分が
あの時代にはあったような気がします。

YBO2はそんな気分をとらえたバンドだったのかもしれません。
北村氏のインテリジェンス漂うイカレタ雰囲気が好きでした(笑)

でもやはり、
一度はまったものを思い出して浸るのは
あまり居心地の良いものではありません。

(居心地が悪いせいで「(笑)」が
無駄に多くなってしまいました。)

そんなわけで。

昔好きだった曲よりは
昭和バブルの時期、
難しそうでスルーしてしまった音楽のほうが
今の気分、なのかもしれません。

たとえば坂本龍一氏の新譜が聴きたい。
そんな気分です。

そんな気分で
漢方治療のため通院している今日この頃、
なのですが。

ラジオで偶々かかっていた曲に
うかうかと心をわしづかみにされてしまいました。

椎名林檎か…?

と思いながら聴いていたその曲は
『伊勢佐木町ブルース』のリメイク。

ジャズ系のアレンジメントなのですが
難易度の高さがた徒事ではない、
ということが一聴して判るとんでもないバージョン。

歌唱は単に情景が立ちあがってくるような、
などというレベルではなく
この世の場所とは思われないところ、
もはや
現世に生きる人の声とは思われない歌、
そんな雰囲気。

曲が終わって、紹介を聴けば

夜明けのキャッツ 、 由紀さおり

とのことでした。

古すぎて知らない昭和。
古すぎて思い出せない昭和。

そんな時代の歌のジャズ系リメイク、ということでしょうか。
アーティストは「夜明けのキャッツ、由紀さおり」
アルバムタイトルは『夜明けのキャッツ』
なのだそうです。

TOWER RECORDのオンラインショップを確認しましたら
在庫わずか、とのこと。

遠くて近きは昭和の歌、
なのかもしれません。