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昔、
観光地への鉄道が通学電車だった頃がありました。
夏になると昼間から
大音量でラジカセを掛けたり
傍若無人な姿勢で飲食したり
そんな人たちが増えました。
それにはなぜか慣れてしまって
夏の観光地へ向かう列車ってそんなもの・・・
という感覚になっておりました(笑)
慣れることが出来ずに辛かったのが
夜の遅い時間、
電車内でお酒をのんでいらっしゃる
勤め人の方との同席。
夜の遅い時間、
電車は空いていました。
座席はロングシートでしたから
離れて坐っておいても
酔った人がいつの間にか近くにいらして
坐っていらしたりするわけです(笑)
それはありがちなことですが
飲酒中の型が近くにお坐りになると、
それは
なかなか辛いものがございました。
話しかけていただきたくないから
本を読むふりをしたりしていました。
でもそれが逆鱗に触れて
わざと鞄の上に坐られてしまったり(笑)
でも
素面の方もいらっしゃいますから、
そういう方が制止してくださるわけです。
だから
さほど怖い眼には合わないわけなのですが(笑)
当時、
禁煙車より禁酒車を作ってほしい。
そう
真剣に願っておりました(笑)
先日、
珍しく朝の通勤列車に乗って
出かける用事がありました。
満員列車、立っていた訳ですが
ふと
異臭を感じました。
30分くらい乗ったところでロングシートに坐り
ワンカップをお飲みになっている方が
いらっしゃるのに気が付きました。
いつの間にそこにいらっしゃったのか…
歳をとった小柄な男性でした。
アルコール依存なのではないか…
そんな疑念が頭をよぎりました。
うら悲しい気分に浸ってしまいました。
電車内での飲酒、
いろいろな方がいらっしゃって
いろいろな状況があるものなのですね。
禁煙車両をつくることよりも
禁酒車両をつくることはもっと
規制が難しいかもしれない。
ひさしぶりに
そんなことを思いました。