もう一つ





幼馴染と話していて、

「私達って、なんでこんなに打ち叩かれなければ、ならなかったんだろうね…」と、ムチについて私がぼやいたところ、

「そういえば、〇〇姉妹って(私の母)感情的だったよね〜」と、彼女が我が家の鞭について、覚えていた事を教えてくれました。




幼い頃、

我が家では、嫌いな食べ物を10秒以内で食べなければなりませんでした。

母はよく、食事の時、子供達が野菜を目の前にすると、箸が止まってしまうのに業を煮やし、大きな声で10秒数えはじめ、そして、10秒以内に食べれないと、私達にムチをしました。


母はイライラしていると、秒針より早く10秒を数え、早く食べなさい!と、物差しで私達を叩きました。

兄は私より食べるスピードが遅く、よく叩かれていました。

泣きながら、頑張って食べようとするのですが、あまりに嫌いな食べ物だと、口に入れた瞬間、吐いてしまう事もあり、そうすると母はさらに怒って、物差しを振り下ろします。

パニックになり、かえって上手に食べることが出来ませんでした。


いつしか、私は嫌いな食べ物を、多少大きくても上手く飲み込む術を身につけましたが、兄はしばらく叩かれていました。



懐かしいです。

小さい頃は、恐怖でした。





友人のお母さん姉妹は、この事を知った時、これは良くないと思ったらしく、母に止めるよう言ってくれたそうです。


このくだりについては、初めて知りましたが、

友人とは、

「流石にこの鞭の仕方はダメだよね」

と、話しながらも、

なんだか次第に気分が悪くなり、その後2日ほど食欲が落ちました。


…嫌な思い出です。





こうやって書き込んでいると、

ひどい母だと思われるかも知れませんが、子供に対して愛情は持っていました。

ただ、組織から間違った愛情の示し方を教わっただけでした。

でも、私は鞭について思い出すたび、とても辛くなります。

そして、私は母に愛されていたのか、愛されていなかったのか、母を愛していたのか、母を恨んでいるのか、わからなくなる時もあります。




組織が鞭打ちを推奨してなかったら…

母が私を打つことなどなかったのではないでしょうか。