先日、不食の実践家でもある
「人は食べなくても生きられる」の著者
山田鷹夫さんにお会いしたのですが
その時に話をした時に面白かったのが
「僕は憧れられる存在を
目指していないんだよね」とおっしゃっていた事と
食べる事、寝る事、男女の愛を
かなり突き詰められてたその先に
それでも「でも結局はわからないんだよね~」と
わからないと認められていた事でした
人は誰かに憧れて、その人になりたいと思うと
自分の人生でなくなってしまうよね~って
そんな話をみんなでしていたのですが
人間はやっぱりどこか根底に
認められたいという気持ちがあり
憧れられる存在になりたいと思うものですが
それを自ら目指していないとおっしゃっていて
なおかつ、色々突き詰められているので
わかった~と思う事は沢山あると思うのですが
それでもわかった気になっていない所が
鷹さんはやっぱり面白いな~と思いました
私も昔から本を書きたいと思っていたのですが
思い返してみて、なぜ本を書きたいのかと
そこを突き詰めていくと
本を書く事で沢山の人に知ってもらいたい
もちろんそういう思いがあったからですが
でも根底には本を書く事で
認められたいとか有名になりたいと言う気持ちが
やっぱりあったのではないかと思います
それに気づいた上で
本当に私が目指しているものは
有名になりたいのか?と突き詰めてみると
先生でもなく、憧れられる存在でもなく
上でも下でもない同じラインで
みんなと繋がった空間で暮らす事でした
最近、感じる事で
どうしてみんなお金と
名誉(憧れられる存在になりたい、認められたい、有名になりたい)
のスパイラルに陥ってしまうのかな~と
お金が沢山入ってきたり
又はお金がなかったりして
結局お金に支配されてしまい
自分を見失ったしまったり
又は先生と呼ばれて持ち上げられたり
色々と有名な先生と一緒にいて
自分も偉くなった気がしたり
わかった気になってしまったり
まあそれはそれで
その方達の学びでもあり
もちろん良いも悪いもないのですが
私としてはステージが変わってきても
自分の魂の目指すべき方向を
見失わないように
そこに陥らないようにはしたいなと
改めて思いました
憧れられる存在になるのではなく
みんなと共に活かしあえる
みんなと共に分かちあえる存在で
ありたいと思います