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YUICHIのブログ

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ラポールの形成とリハ意欲


超高齢者を例にあげる。

実際に高齢者でも機能回復はあるし、例えば筋力増強だったら12~15RMが適しているとも言われたりする。

しかし12~15RMでも結構キツイんだよ。ていうのが超高齢者の大変なところ。

エビデンス的にはいいと言われていてもそれをどのようにして本人をその気にさせるかは難しい。

実際にサルコペニアという言葉もあって高齢者は急速に筋力低下を起こすし、栄養摂取の面からも回復期リハビリテーションのほとんどは低栄養状態に陥っている背景もある。

簡単にゆーと回復期リハビリテーション病院で90代のあんまりご飯食べれない人が骨折で入院してきたらみなさんはどうしますか?ということ。

そもそもその人のNeedsは?

歩けるようになりたい。

入院当初からそう答えてくれるけど本当に?てなる。

僕は高齢者には高齢者のペースがあると感じている。入院当初からガツガツ行える若年の方と違い、リハビリで身体を動かすてこと自体に受容が必要なのではないかと思うからだ。(高齢者じゃなくても中枢の人でもある)

高齢者にとっては揉んでくれるものという認識がすでにあったりする。

リハビリが浸透してきつつあるけど、それでも誰だってあること。

なので促していくためにはそれこそラポールの形成が必要。

まずは身体を動かすことに楽しみや大切さを感じてもらう。

では、楽しみや大切さを感じてもらうためになにができるか?

とりあえず自分が行ってみてることをまとめておく。

1.病棟との連携
離床し生活リズムを整えてあげないと感じるまでもない。元々の生活の様子を聴取し、意欲的に取り組める課題を探す。また、この人はこんな性格なので接し方も伝達し、統一を図る。

2.あいさつ、気づき
人生の先輩なので、負の印象を与えないようにする。小さな気づきから・・・
寝れてますか?の声掛け、枕高くありませんか?の気遣い、トイレはどう?リハ時間が遅れるときは必ずその前に声掛け、など相手が不快と気になる前に気づき対応する。

これらは当たり前のことに思うかもしれないけどそもそもここがしっかりしていないと回復には繋がらない。

負の感情は運動学習、意欲を抑制する。

リハビリに積極的に行ってくれる人もそれはリハビリのスタッフへの気遣いであり、なんなら患者にスタッフが気を遣われていることに気づかないといけない。そんな気を遣わせたリハビリはリハビリの時間で終わり、生活場面に落とし込むことが難しくなる。だって気遣いして仕事してたら疲れるじゃん。

心を許してくれれば勝手にうるさいわ( ̄▽ ̄)ゆーほどあれやりたい、この運動どうなの?てなってくれます。

3.廃用症候群の予防、客観的データの利用
客観的データがないと正直フィードバックがし辛い。目上の人に主観的意見をいっても跳ね返されるだろう、それと一緒。あとは目標の共有。患者のゴールのズレとスタッフのゴールはできるだけ近づけてあげたい。

4.自分が喜ぶ
まぁ暗い、眠くなるような人がたんたんとやっていると同じようにたんたんと仕事を終わらすようにリハビリを行われる。正直キツいリハビリでその雰囲気は誰でもさらにキツくなってしまう。

スタッフ自身が楽しく、小さな変化を見つけてあげる。そして喜ぶ。
快の感情に働きかける。楽しくなくても楽しいんじゃないかと思わせてみる。

5.褒める
運動学習でいう報酬の話しだけど、これは難しい。1~4ができていないと褒めて何がいいのか?という段階にまで上らないし、意味が分からんてなって逆戻りするかもしれない。

何を褒めて欲しいのかも観察してみる。
それはセラピストと患者の問題点の共有がどこまでできているかであってセラピストのエゴを通してしまうようでは、知識のない患者はどんどん謎が増えていく(これも負の感情)

6.ワーキングメモリーを考える
知識量がセラピストと患者では圧倒的に違う。その知識をぺらぺら話してもウザイだけ。たまにうん、うん、聞いてくれても気遣ってもらってるだけと思って欲しい。時間の無駄にならないように。
興味があって知りたくてはじめて記憶を保持していくのだから。
なんだったら3単位全部立ち上がりだけでもいいんじゃないかと思う。何で力が入らないんだろう?と疑問に思う段階まできたらセラピストの力の見せ所。

8.意欲の高い患者の近くでやってみる。
僕らがいくら接し方を工夫してもできないことが、実は患者さん同士だとその意欲の問題が解決できる場合がある。先生は若いから、若さにはついていけない。話しの傾聴をして解決に繋がらない場合には頑張らないといけないという環境においてあげる。


でも、でも、上であげた接し方、取り組みは正直依存を生む可能性があるわけで、一線は引く必要がある。

基本的に傾聴の姿勢でも、家族の問題や別の話題までは関わる必要はないし、あまり入り込みすぎると依存によって実際の生活に落とし込めなかったりする。

その線の引き方は難しいけど、患者さんがいい方向に向かうならそれでいいと思う。

接し方を工夫するだけでなんか最近違うなーと感じた日記でした。
長文お疲れ様です。