立ち上がり動作の解釈
立ち上がりは下肢筋力との相関が強い動作である。
評価としてはCS-30や、CS-10などまた、TUGもそうだ。
バランスの指標にもなる。
必要な筋力はやはり大きくhipとQuadが必要かな。
でも質を求めようとしたときには、腹部の収縮も必要だし、ガストロやTA、足指といった末梢の筋力も必要となる。
基本動作を中心に観察したときに立ち上がりでは何がわかるか?何を見る必要があるのか?
実際に観察する点として今の僕は・・・
①リラックスできているか?(座位姿勢での頚部、肩甲帯周囲、上肢)
※自分自身で能動的にリラックスできるか?坐骨を感じることができるか?
②体幹は伸展しているか?(腹圧が整っているか?)
③骨盤は能動的に動かせるか?
④股関節屈曲ができるか?(脊柱の屈曲に騙されない)
⑤屈曲相において頭部を加速できるか?
⑥股関節屈曲の際に下肢の回旋運動は起きているか?
(下肢の緊張具合や股関節のインナーの収縮具合)
⑦重心の位置は?(後方ではないか?)
⑧各関節の適合性はどうか?
⑨足は地面についているか?(踵までしっかりと。つま先で突っ張っていないか)
⑩足の位置はどうか?(どちらか引いていないか?)
⑪足底の感覚はどうか?(重さを感じているか?)
⑫自分の筋収縮を感じられるか?
⑬恐怖を感じていないか?(座位姿勢の評価に戻る)
基本動作の中心だけあっていっぱい問題点を見つけやすい。
もちろん背臥位から評価しながら見ていく。(難易度調節のためにも)
また考えなきゃいけないのは、立ち上がる目的は何か?ということ。
目的や向かう方向によれば健側優位になる場合もある。
しかし、今回はこの立ち上がり動作でまた、新たな視点を感じた。
今回難しさを感じたのが、自分の時にだけパフォーマンスが低下する人。
「先生(僕)の時は緊張してうまくできないんです」
僕はできないってことは学習が進んでないてことと考えていた。
しかし、自分の部屋では意識して綺麗に立てているではないか。
んー結果オーライ・・・ではだめ。
仕事上観察はしなきゃいけない。
しかし、最大パフォーマンスを感じてもらいながら運動学習を進め、身体機能を改善していかなければいけないのも事実。
接し方には注意しているつもり。
まあでもじっと観察されていたら緊張するかもしれない。
和やかな雰囲気もアリだなと思いながら、接し方の難しさを痛感した。
患者さんは僕らセラピストの表情、雰囲気、態度を感じ取っている。
さらにその患者さんは自分よりも人生経験が豊富な人。「あぁ、この人だめだな」と簡単に判断されてしまうリスクもある。そうなったらもう治療者と患者の関係はこわれ、ただの知り合いになる。
また、ちょっといろいろ考えなおす必要があるみたいだ。
ふー。
そういえば先日無事合格の通知が来た。
住宅評価に行く機会が多いのでまた、新たな視点で取り組みたい。
