もう20年前になるんですね。
CDバブル期、私は高校生だったからCD買うお金は無く、
シングルCDはレンタルしてMDにダビングしていました。
当時は音楽番組は必ず見ていたし、
音楽雑誌はよくチェックしていて(CDでーたは必ず買っていた)
90年代、特に95年~99年の邦楽は思い入れがあります。
最近の子供たちに言わせたら「懐メロ」扱いになってしまうけど、そんな懐メロたちを私は今でも変わらずに愛しています。
気に入った曲を聞くタイプの私だったので、TKがプロデュースした曲に限らず色々な曲を聞いていたはずなのに
90年代後期の音楽というと真っ先にTKファミリーの曲が頭をよぎります。
安室ちゃんのベストアルバム「Finally」でTKが作った曲を聞いて、申し訳ないんだけど「才能は枯れるんだ」と改めて思った。
もちろん安室ちゃんと久々にダックを組んでくれたのはTKプロデュース時代に青春時代を過ごした私にとって嬉しかったけど、
例え歌っている人が大好きな安室ちゃんでも私の心には響かなかった。
「才能は枯れるんだ」というのはあくまで私個人の意見なので、「How do you feel now?」を聞いて感動した人を否定する気は全くありません。
華原朋美さんの「nine cubes」を聞いて、「なにコレ…」と怖くなったことがあるんだけど、
あんな手抜き作品を作ってしまったから、華原さんの歌手としての価値を下げただけではなく
プロデューサーとしての価値を自分自身で下げてしまったんだと思った。
音楽シーンがどんどん変わってもTKが作った新曲を何度か聞いたことがあるけど、特に感動は無かったなぁ。
私自身の好みが少し変わったという事もあるんだろうけど…
引退はずっと考えていたようだけど、タイミング的に今回してしまった事がきっかけで引退するんじゃ?と思ってしまった。
安室ちゃんの引退をはじめ、ももクロの有安杏果ちゃん、超特急の方(名前知らない)など引退・グループからの脱退・グループの解散などがちょっとしたブームのように感じるんだけど、彼らの引退とTKの引退ってちょっと違う気がして。。。
もし報道にあった事が事実なら、それがきっかけで引退というのはちょっと嫌だなぁ。
引退で禊が済むわけではないと思うし。
「才能が枯れる」なんて失礼なことを書いちゃったんだけど、引退と聞くとやっぱりさみしいのよね。
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