以前、私がサラリーマンとして不動産会社に勤務していた時、あるお客さんから「不動産屋は儲けすぎている」と言われた事があります。
当時、私は新築の分譲マンショを売る仕事をしており、そのお客さんはモデルルームに来訪した、ご近所で豆腐屋さんを営む二代目の方でした。
年齢も私とそう変わらず、と言うか、ほとんど同世代で、
そのせいか割と気さくに?
何でも話してくれたのだと思います。
分譲マンションを買うかどうか検討していた彼が、長い電話の末に言った言葉、
「不動産屋は、儲けすぎている」
結局、今回は見合わせる、と言って彼は電話を切りました。
もしかすると、彼の目から見たら、不動産屋が手にするであろうお金の額が気に食わなかったのかも知れません。
実際に、不動産屋が、濡れ手に泡かどうかは別として、
その言葉を聞いた時、
私はふと、ある本に書いてあった言葉を思い出したのです。
それは「アタマをもいで考える」と言う事です。
つまり、何かを言った時、その言葉の主語をとっぱらって、自分が何を言っているのか考えてみると言う事です。
主語をとる事によって、「自分が本当は何を考えているのか」を知る事ができるんです。
例えば、このケースの場合、
主語は「不動産屋」です。
そして述語は「儲けすぎている」です。
アタマをもいで見てみると、
主語の「不動産屋」は無くなりますから、
「儲けすぎている」と言う言葉が残りますよね?
つまり彼は、「儲けすぎている」と言う事に対し、心の中で非難している事がわかります。
「儲けすぎる」って事に、嫌悪感を感じているみたいに聞こえますね⁈
これでは、彼はいつまでも「儲ける」事は出来ませんね。
なぜなら「儲ける」と言う事に対し、心の中でNOと言っているのですから。
彼が「儲けている人」を見た時(実際にその人が儲けているかどうかは別として)、
「儲けている」事を素直に賞賛できたら、「儲けている人の輪」の中に入る事ができますよね。
つまり、自分が「儲けている側の輪」の中にいるか、「そうではない側の輪」の中にいるか、と言う事ですね。
このように、 時々、アタマをもいで、自分の本心をチェックしてみるのも良いかも知れませんね(^_^)
iPhoneからの投稿