「反省は思い出を傷つける」と言ったのは、かの詩人寺山修司ですが、
今朝ふと「反省はエゴそのものである」と思いました。
「何かに対して反省する」って事は「本当はこうであってほしかった」とか、
「本来はもっと違う筈だった」とか、
「もし」や「タラレバ」に近い話ですよね?
「ああ、失敗しちゃった」、「あの時、ああすれば良かった」ってのは、本来するべき選択が他にあったにも拘らず、それを選択しなかった、もっと上手く行動に移せば良かったって言う「過去」への思いですよね?
反省は、結局目の前の「現実」に向かっていないんです。
思うに、これって「エゴ」に支配されている状態そのものなんじゃないかと思います。
何かを反省するって事は、一見、過去に起きた事を経験として踏まえ、その経験を未来に繋げる素晴らしい行為のように思われますが、
一歩間違えると、逆に現実を受け入れず、過ぎ去った過去に執着して、「もし」と言う期待感で、空想の世界に入り込んでしまう危険性を持っているって事ですね。
阿部敏郎さんがよく「起きる事しか起きない。それ以外の事は起きない」と言ってますが、
それは別の言い方をすれば、起きてしまった事や言ってしまった事、やってしまった事を後から後悔しない、と言う事でもあると思います。
「もし」や「タラレバ」など実は存在せず、
「起きる事しか起きなかった」
「いまこの現在」しか存在しない。
そう思えれば、
結構、
難しいですが、
「反省」と言う名の「エゴの針」で、自分の心臓をチクチク痛める事もないんじゃないかと思うのですが…^ ^
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