今日は、今読んでいる本のご紹介です

「いのちのためにいのちをかけよ」

この題名だけでも深いですよね。

この本は、伝統的な日本家屋「お産の家」で自然なお産を行っている吉村医院のお話です

読みながら怒られっぱなしの反省しっぱなしになります・・・

まず、現代人は楽になり過ぎて感覚が鈍っている。

お産についても、医療に頼り過ぎている。

吉村先生は、妊娠中は

「ぱくぱく、ごろごろ、ビクビクしない」と徹底的に教えられ、

分娩中は何もしないことに命を懸けておられます。

何もしないというのが、すごいことです。

今は少しでも何かあればすぐに医療が介入して何とか処置しようとしますが、

それをほとんどせず、分娩は助産師さんに任せて先生はずっと見ておられるそうです。

それが、どんなに大変なことか・・・

お産は神がなさること。

何時間かかっても、その親子にしかないタイミングや生まれ方がある。

それを信じて、見守ることを先生はずっとしてこられました。

だからこそ、お産の神髄、女の強さ、生命力のすごさを感覚的に分かってらっしゃるのでしょう。

でも、自然なお産を目指していても、時には帝王切開になることもあります。

その母子にはその経験を経なければならないという、それが自然なことだったのでしょう。

お産という儀式を通して母になり親子になります。

だからこそ、なるべく人工的介入をしないためにも、

体を動かし、日本の伝統ある食べ物を食べ、錯乱する情報に惑わされない

それが

ごろごろ、パクパク、ビクビクしないということです。

そうしていると、つるっときれいな赤ちゃんが生まれてくるそうです

今は、お産についても理論や化学で支配しようという風潮がありますが、

人間の本能、神のなさる業に勝るものはないですね。

そしてそれを信じ抜く強さが必要ですね。

お産は、これから生きていく一つの命と、母親になるスタートラインです。

感覚を研ぎ澄ましてすべてを神にゆだねる。

なかなか難しいですが

これからお産される方、ぜひ、お産の醍醐味を味わってくださいね。




 

今日も最後まで読んでいただきありがとうございました。
大阪西区西本町のマタニティ・産後・妊活の応援サロンSP-RING


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