先日、妊婦さんの体重コントロールというテーマでお話しさせていただいたことを書かせて頂きます
妊娠中は疲れやすいうえに、毎日この暑さ・・・
家から出たくないですよね~
分かります分かります。。。
でも、家でゴロゴロしていちゃいかん!と自分にカツを入れて毎日何やかんやちょこまか動いております
そして、やっぱり体重管理のためには食べるものは大切です!
まず、脂肪がつく原理は糖分を食べると血糖値が上昇します。
そして、それを抑えるために膵臓から「インスリン」というホルモンが分泌されます。
インスリンは脂肪をため込む性質があるので、過剰に糖分を摂取するとインスリンがたくさん分泌され
脂肪がどっぷり付きます。
脂肪にならないようにするには、運動したり、糖質をエネルギーに変えてくれるビタミンB群をとることが大切です。
糖質が多い食べ物とは 精製された砂糖、白米、麺類、パンなどです。
精製とは、自然本来の食べ物から、ビタミンやミネラルを取り除き、ほとんど糖分のみにしてしまうことです。
ビタミン、ミネラルがないと、血糖値の上昇が激しく、インスリンもたくさん分泌されます。
できるだけ、自然のままのものを食べることが、肥満の予防にもつながり、栄養もたくさん取れます。
ビタミンB群が多い食べ物とは
胚芽米や玄米 レバー ウナギ ナッツ カツオ サンマ バナナ 焼き海苔など。
特に妊婦さんは、赤ちゃんの脳神経などを作る過程でもB群は必要なので、しっかりとりましょう。
お酢も血糖値の上昇をゆるやかにしてくれるので、酢の物など一品つけるとグッドです
そして、タンパク質をしっかりとることも大切です。
タンパク質は体のあらゆる材料になりますので、赤ちゃんの体作りにのためにしっかりいただきましょう。
今、赤身のお肉が女子に人気ですが、健康な体作りにはとてもいいことです。
赤身のお肉にはタンパク質、鉄、などが豊富に含まれています。
貧血で妊娠すると、赤ちゃんがアレルギーや体が弱く生まれてきてしまいます。
しっかり鉄分をとってくださいね。
ただし、植物性の鉄は吸収されにくいので、なるべく動物性からいただくのがベストです。
そして、ビタミンCと一緒に取ると鉄の吸収率はUPします
が、せっかくとってもコーヒーや紅茶などに含まれているタンニンを一緒に取ると吸収率が下がるので、
食後2時間はタンニンの含まれているものは控えたほうがいいです
そして、加工食品や、添加物たっぷりのものは、ビタミン、ミネラルを消耗し、体を冷やし、体内の循環を乱します。
今は大切な赤ちゃんがお腹の中で成長している時期です。
なるべく体に優しい、栄養価の高い自然本来の食べ物を頂くことが体重管理=健康な体作りへと繋がり
ます。
でもあまり神経質にならずに楽しくおいしいものを頂いてすてきなマタニティライフをお過ごしくださいね。
今日もありがとうございました
SP-RING市森智子