人生最期の5つの後悔
こんにちは、「自分軸がわかるコーチング」の吉田末利花です
今日はFacebookで友人がシェアしてくれた産婦人科医、阪井亮太さんの記事をご紹介しますね。
元のBronnie Wareさんの英文も、もし時間があれば読んでみてください
みなさんはどんな感想を持たれるでしょうか?
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もし今日が人生最後の日だったら、あなたは後悔を口にしますか。
それはどのようなものですか。
人生最後の時を過ごす患者たちの緩和ケアに数年携わった、オーストラリアの Bronnie Ware さん。
彼女によると、死の間際に人間はしっかり人生を振り返るのだそうです。
また、患者たちが語る後悔には同じものがとても多いということですが、
特に死を間近に控えた人々が口にした後悔の中で多かったものトップ5は以下のようになるそうです。
1. 「自分自身に忠実に生きれば良かった」
「他人に望まれるように」ではなく、「自分らしく生きれば良かった」という後悔。
Ware さんによると、これがもっとも多いそうです。
人生の終わりに、達成できなかった夢がたくさんあったことに患者たちは気づくのだそう。
ああしておけばよかった、という気持ちを抱えたまま世を去らなければならないことに、人は強く無念を感じるようです。
2. 「あんなに一生懸命働かなくても良かった」
男性の多くがこの後悔をするとのこと。
仕事に時間を費やしすぎず、もっと家族と一緒に過ごせば良かった、と感じるのだそうです。
3. 「もっと自分の気持ちを表す勇気を持てば良かった」
世間でうまくやっていくために感情を殺していた結果、可もなく不可もない存在で終わってしまった、という無念が最後に訪れるようです。
4. 「友人関係を続けていれば良かった」
人生最後の数週間に、人は友人の本当のありがたさに気がつくのだそうです。
そして、連絡が途絶えてしまったかつての友達に想いを馳せるのだとか。
もっと友達との関係を大切にしておくべきだった、という後悔を覚えるようです。
5. 「自分をもっと幸せにしてあげればよかった」
「幸福は自分で選ぶもの」だと気づいていない人がとても多い、と Ware さんは指摘します。
旧習やパターンに絡めとられた人生を「快適」と思ってしまったこと。
変化を無意識に恐れ「選択」を避けていた人生に気づき、悔いを抱えたまま世を去っていく人が多いようです。
以上、どれも重く響く内容でした。これを読んで、あなたは明日からどう過ごしますか。
参照元: the guardian (http://goo.gl/WDVAR
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みなさんはどんなことを思われましたか?
私も以前、相談員をしていた頃、同じような声を聴くことが少なからずありました。
そうした方たちの思いを聴きながら
「本当に生きたい人生を歩んでいない人が多い」―そんな風に感じていたことが、
自分がコーチングの道を歩もうと決意した理由の一つでもありました。
私自身、この記事を読んで今の人生を振り返りつつ、
そして同時に、「だからこそ、色んな方たちにコーチングを知っていただきたい」という思いを、改めて強くしました。
本当に、心から望む、悔いのない人生を生きていくために、
コーチングが寄与できるものは決して小さくはないと思っています。
「目の前のこと」や、「周り」に流されず、
広い視野で人生を見つめ、
自分にとって何が「本質か」を感じ、とらえつつ
自らの意思で「選択」をしながら、
「本当に大切なもの」を大切にしていく
そんな生き方の価値を、1人でも多くの方に知っていただきたいと願っています。
それにしても、記事の1と2については、本当によくあるなぁと感じています。
そして曲者(くせもの)なのは、1をクリアし、自分が打ち込めるものを見つけた人が2の罠にハマることがあるということです。
企業人として、あるいは研究者として、世界に名を残すほどに輝かしい功績を納めた人が、家族に対する後悔の念を何度となく語られるのを聴いたこともあります。
また女性でも、素晴らしい活躍をされている才能ある方が、目の前のことで「もっともっと」と高みを目指すうちに、子どもをもつ機会を逃し、後あと「本当にこれでよかったのか」と心の奥の「光を当ててこなかった部分」の話をされることもあります。
どの生き方が正しいということはありません。
だからこそ自分が本当に望む答えを見つけ出し
それを生きることに価値があるのだと思います。
と、そんなことを考えていたら、以前アメブロでも書いた親友から、「新しい命を授かった」との連絡を受けました
何年も前に、ケンカ別れしそうになった彼女と、心が舞い踊るように喜び合えるのも「4」を超えたからですね
新しい命の体長は、今、約1cmだそうです。
貴重な人生の始まりの始まり。
そして同じく、たった1度の貴重な人生を、生きている私たち
与えられた命を最期まで悔いなく生きたいですね。