不安は現存在に自分自身が世の中に存在することが出来るかどうかを考えさせる。
そこで、現存在は自分自身のあり方を選ぶ自由を持つのである。
本質的に人が不安な気持になるのは、人間が死に関わる存在だからである。
〈人はいつか必ず死ぬ〉と語るときでも、さし当たって〈自分は未だ死にはしない〉と思っているようだ。
こうして人は、死ぬことを覆い隠し、不安から逃れようとする。」
by マルティーン・ハイデッカー(ドイツの哲学者)
・私は入院してみて思ったことがある。
それは、自分がとても楽天的思考の持ち主であるかも知れないということだ。(要するにバカなのか…。
▽何故なら↓
先ずは身体の調子が悪くなった時には、「自分が病気になるはずが無い」と思っていたし、
病状を医師から聞いた時は、自分なら腫瘍の進行が広がる事は無いとさえ思っていたのだった。(実際には急速に進行したけどね…。
そして、手術に関しては、必ず上手く行くと思っていたし、
これから始まる化学療法の副作用も何とかなるだろうと思ってたりもする。
そして、今から既に退院後のことも考えたりしているのである。
▼一歩間違っていれば、死んでもおかしくは無い状況なのにですよ…。
◇現存在とは、自身のあり方を決める自由があるからだとハイデッカーは言っています。
私は、この楽天的な思考を持てることを神に感謝したい。
何故なら、仕事の場合は常に最悪の状況を頭に描きながら注意して取り組むのに、自分の事だと、そんなことは全く考えようとしないのである。(ただ単に逃げてるだけかも知んないけどね‥。)
多分、自分は他の者よりは強いはずだと、どこか心の奥底で思っているからかも知れませんね‥。

「我々は、賢明になるために、
まず馬鹿にならなければいけない。
己を導くためには、
まず盲目にならなければならない。」
by モンテーニュ(フランスの哲学者)
☆明日のために‥☆