→ 行った先は福井県にある名勝、「東尋坊」
□ 東尋坊は海食によって岩肌が削り取られ、25m級の岸壁が続き、地質上貴重な形状となっており国の天然記念物にも指定されてるんですよ。

●「東尋坊」の由来は人の名前から付けられたそうですよ。
◇ 昔、平泉寺というお寺には千人規模の修行僧がいたようなんですが、
その中に「東尋坊」という者がおったそうな…。
「東尋坊」は身体が大きく、怪力だったそうですよ。
その力にまかせて子分を従え、よく町に繰り出しては暴れていたそうです。
酒を飲んで酔って暴れると、誰も彼を抑える事が出来なかったとも言われています。
その為、いつのまにか「東尋坊」は町に出ると好き放題 暴れるようになっていったのでした。
ある日の事、とても美しい姫君を見かけてしまった「東尋坊」は、その姫に心を奪われてしまいます。
しかし、困った事に同じ修行僧の中に「真柄 覚念(マガラカクネン)」という男も以前から その姫君に心を寄せていたようなんですよ。
「覚念」は力で「東尋坊」に勝てるはずも無いし、何時(イツ)「東尋坊」が姫君を襲うやも知れないので
「覚念」の息のかかった僧仲間に言って岩壁の景色を見ながら宴会を開くよう見せ掛けたのです。
酒盛りが始まって「東尋坊」も酔って来た頃、隠れていた「覚念」が出てきて仲間と共に「東尋坊」を岩壁から突き落としたのでした。
「東尋坊」が海に沈むと、今迄お天気だった空も黒い雲がたちこみ急に嵐になってしまいます。
東尋坊の怨念が嵐となって復讐しようと「覚念」らに襲いかかるのでした。
大地も大きく揺れ「覚念」とその仲間たちは次々と岩壁に落とされ海に沈められたそうです。
それ以来、毎年事件のあった4月上旬には季節外れの嵐がやってくるそうですよ。

▽ この話に限らず、歴史の中で悪さをする僧が出て来たりしますよね。
最近でもお坊さんが捕まったりする事件も見受けられます。
僧という者は〈 仏に使える身 〉のはずです。
○執着や煩悩から離れ「無」と「真理」を悟るために修行しているものと思っているんだけど間違いかな?…。
『① 殺生してはいけない。 ② 盗んではいけない。 ③ 淫らな事をしない。 ④ 嘘をつかない。 ⑤ たわ言を言わない。 ⑥ 悪口を言わない。 ⑦ 二枚舌を使わない。 ⑧ 物を貪らない。 ⑨ 怒りと憎しみを持たない。 ⑩ 間違った考えを起こさない。』
(因みに仏陀は立派な建物を造る事や金をちりばめた像を望むような事は無いでしょうね。)
上の事がらは〈 子供にも躾として教えるような事ばかりですよ。〉
この事も守れないようでは仏に使えてる意味がわかりません。
(何を修行するの?…お経を暗記すること?…。)
私を含め仏に使える身ではなくとも、上に挙げた教えぐらいは心にとどめておくと素敵な人に近付く事が出来るかも知れませんよ。
☆piece by piece☆