告白
さて、先日少し触れたことだが(っていうかタイトルで唱っているが)、私はデザイナーとして独立しようと考えている。この職、22歳新卒で就職して以来かれこれ11年間のキャリアになるが、私のような陽の当たらないデザイナーは正直あまりおいしい仕事ではない。自分自信の力のなさが最も大きな問題でもあるが、よっぽどの経験や才能がなければ、デザインを求めて客がくるような状態にはならないと思う。多くの客に求められるデザイナーは、そのデザイン自体の付加価値が高いということであり、デザインにおいての利益率も高くとれる。そうなれば、デザイナーとしておいしい仕事ができると思う。残念ながら私はそうではない。私は小さな広告代理店でキャリアをスタートさせたために、経験した仕事、教えてくれた先輩や上司など、デザイナーとしての環境にはいまいち恵まれていない。自分の才能を信じていたが、突出した感覚を持っている訳ではないし、才能だけでできる仕事ではないことをずいぶん前から知っている。私は結構普通なデザイナーなのだ。それなりのデザイナーはそれなりの収入しか得られない、つまり、デザインの力で食うことは出来るかもしれないが、大きな富を得ることは難しいということだ。悔しいけどそれが現実。自分の将来を考える上でしっかりと受け止めている。そんなことを三十路を過ぎてからやっと気づいた。いや、本当はとっくの昔に気づいていたのに認めたくなかっただけかもしれない。
つづく
デザイナーへの道を知る 30人の言葉
クリエイターのための独立ガイド ―フリーで好きな仕事がしたい!
フリーのデザイナーになる。そのノウハウと7人のエピソード
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