明日28日に慰安婦問題で日韓閣僚が会談を持つ。
最近の韓国の日本への擦り寄り振りから、韓国の柔軟な対応を期待する向きもあるようだが、恐らくは何の前進も果たせないであろう。何故ならば、韓国の根深い反日感情は、過去にもこのブログで記したが、妬みがその根底にあるからである。その妬みとは、戦後の日本が敗戦国にも関わらず目覚しい復興を遂げ、一時はJapan as No.1とまで称された事が、隣国の韓国にとっては耐えられない屈辱であったことによる。加えて言えば、戦後補償で当時の年間GDPにも相当する莫大な賠償金を日本から受け取ったことも、劣等感を心中に潜ませるに至った理由の一つであろう。
その妬みを幾許かでも晴らす手段として慰安婦問題を対日イッシューにしているのであるから、今回いかなる条件を日本側が出したとしても、韓国はこの切り札を絶対に手放しはしないと思う。もし、表面上多少なりとも譲歩したとしても、日本が問題視している慰安婦問題の事象については、韓国政府が直接的に関与している訳ではなく、挺対協が慰安婦像を設置し、世界で情宣活動をしているので、政府としての対応には限界があるとの逃げを必ず設けるであろう。でも、本音は政府自身が慰安婦問題を絶対に手放したくないのである。
今回、岸田外相が交渉に出向くようだが、間違っても1mmの譲歩もして欲しくないと強く思う。恐らくは安倍首相も、先のパク・クンヘ大統領との会談で、年内に慰安婦問題を前進させたいと発言したことへのアリバイ作りとして岸田外相を送り込むのであろうと推察する。つまり、日本側からは何の原則的な譲歩もしないように指示しているのではないか。
もし、紛糾すれば、世界のメディアが取り上げ、注目が集まることで、これまで韓国(近年は裏で中国が後押ししているようであるが...)が世界で喧伝してきた慰安婦問題の真の姿、つまり韓国側の主張が如何に根拠に乏しいものであるかという事が、白日の下にさらされることになるであろう。安倍首相はそれを狙っているように感じる。
何れにしろ、妬みにつける特効薬はなく、自らがその感情を消し去るまでは完治はしないであろう。
2015/12/27 21:30