Far East Dizain
2019年6月22日TSUTAYA O-WEST公演をもって、
4年2カ月の活動を終えました。
「FEDらしく」
とメンバー内でずっと口にしていましたが、
それに違わぬ激しくも愛に溢れた
正にFEDらしいライブになったと思います。
来てくれた皆さん
遠くから応援してくれた皆さん
本当にありがとうございました。
MCでも言った事ですが
決して規模の大きな活動ではありませんでしたが、
その分来てくれた1人1人の存在の大きさ、
応援の有り難みを知る事が出来ました。
このバンドでは音楽活動をする上で
大切な心持ちの様なものを沢山教えられました。
応援してくれた皆さんが教えてくれたという方が
正しいですね。
準備期間から数えると、
5年以上このバンドを母艦にして来ました。
自分がそれまで経験した事を存分に発揮し、
且つ新しいチャレンジを沢山入れた物、
それにメンバーのエッセンスが加わったのが
このバンドだったと思います。
多弦ギターを使い始めたのもFEDでしたね。
最初はメンバー全員が上手くまとまらなくて
苦労した事が懐かしいです。
時間をかけて今の形になっていったので、
結成当初と今では本当に別のバンド位
見違えたと思っています。
改めて最初の音源であるLOCUSを今聴くと、
色んな事を詰め込もうとしているなぁ
と微笑ましく感じます。
FEDはスタッフ、ローディーにも恵まれていて、
沢山の方が親身になって
色んなアイディアを出してくれたり、
現場の意見を教えてくれたり
多大な協力してくれていました。
WEST公演では他の仕事で
最後のライブが観れないからと、
昼間に差し入れと共に激励してくれた方や、
本番終わりだけ手伝ってくれた方、
終演後に挨拶に来てくれた方も居ました。
愛を持って僕たちに携わってくれていた事への感謝と同時に、ファンとスタッフの皆さんの期待に応えられない結果になってしまった事を本当に申し訳なく思っています。
解散の時のコメントに出したように
今の自分達では乗り越えられないことが
積み重なりました。
恐らくどんなバンドも直面する類の事象です。
その末、僕達は別々の道を歩む事にしました。
解散発表後のツアー初日、
名古屋ワンマンが始まるまで、
どんな顔をして皆の前に立てば良いのか
凄く考えていました。
しかし始まってみると会場の熱気や
1人1人の力強い声に後押しされ、
モヤモヤした気持ちを振り切る事が出来ました。
来てくれた人に元気やポジティブな
気持ちを与えるはずの僕たちが、
逆に勇気付けられたんです。
そこで冒頭の「最後までFEDらしいライブをしよう」という答えが見つかりました。
そこからはFEDを最高の形で完走すべく、
本当の意味でメンバーが1つになったと思います。
だからWESTで演奏したWeight of sinsの曲中に
Keitaが言い放った
「もう悔いはありません」
の一言には、救われた気がしています。
改めて、今まで応援して下さり
本当にありがとうございました。
FEDで経験した事は
自分の中で重要な
ターニングポイントになったと思います。
活動が終わってから
『もうFEDのLedaじゃないんだなー』と
思い耽る事がよくあります。
ですがきっとこの先、
ここで得た経験が自分を助けてくれたり、
未知なる一歩を踏み出す勇気をくれると
信じて前を向いて進んで行きたいと思います。
大仰な事は言えませんが、
皆さんにとってもFEDを応援してくれていた事が
良い思い出の1つとなってくれていれば嬉しいです。
そして苦楽を共にしてくれた
Keita,Яyu,Sujkには心から感謝しています。
沢山壁にぶつかりながらも、
一歩一歩進んでこれたのは
このメンバーだからこそです。
不思議な取り合わせの僕達でしたが、
その歪さも含めて今はFEDの全てが愛しく思えます。
今後は別の道を歩む事になりますが、
今後の3人を応援して行きたいと思いますので、
皆さんもどうかこの先も変わらず
メンバーの事を見てやって下さい。
4年間本当に、本当にありがとうございました!
またどこかで皆さんに会える事を願っています。
Leda