サムライネエサンのブログ

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あなたの心に届けばいいな・・・

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先日、幼なじみであり、いわゆるお嬢様な友達と食事をした。

お互いアラサー。
久しぶりに会うと、誰々が結婚したとか、離婚したとか、そんな話も自然に出る。
彼女はその辺の情報通で、色んな話を聞かせてくれる。
私自身はあまり人の私生活に興味がないが、彼女の話は表現が独特で面白い。


幸い、彼女も私も結婚願望が無く、独身同士。
気楽に、他の友人達の結婚生活を「他人事」として話が出来る。
色んな物事において考え方や、見方も似ている部分もあり、気が合う事も多い。


でも、お互いの結婚観となると、話は別だ。
彼女はお嬢様。結婚しなければいけないのであれば、やはりお金がある男性を選ぶという。
でも一般的な女性が夢見て求む「本人が稼いでいる」というということではなく、
彼の実家がお金持ちである事が重要だと言う。


彼女自身は賃貸アパートで一人暮らしをし、尚かつ一般企業で事務職についており、普段はお嬢様ぶる事は無い。(会話の節々に出てしまう事はあるが)
金銭感覚もどちらかといえばシビアで、服装もブランド物は持たず、質素な感じである。
それなのに、どうして「お金持ちであること」が条件なのか?



理由はやはり価値観。
生活感の違いや、育って来た環境・家柄が人となりを作るというのだ。
確かに、普段は会社員だが、茶道・華道共に師範級の彼女は、休日も付き合いも多く、忙しい。
その活動を理解して、サポートしてくれる男性が必要だ。

また、芯があり、気が強い彼女は、簡単に自分の生活を人の為に曲げる事はしない。
「美術館に行きたいから」と、ふらりと海外に行くバイタリティー溢れる彼女を、理解してくれる男性でなければいけない。


見た目はおっとりして、儚さそう・尽くしてくれそうといった印象を与える彼女は、実際、男性からの誘いも多く、お金を持っている人も「付き合い」として食事ぐらいはした事があると言った。
だが、お金を持っていると鼻にかける男性は、確かに稼ぎはいいが、人間としての魅力が備わっていないと、彼女はばっさり切り捨てる。



世の中は「好きな相手と結婚することが一番」という風習があるが、それは必ずしも世間一般的に使われる言葉の一通りだけではない。
彼女の場合は難しいのだ。


まず「好き」になるには人柄を見る。これは皆そうだろう。
でも、彼女の場合は性格が良ければ良い訳では無く、一緒にいるうちにズレが生じる相手では好きにはなれない。
彼女の日常・価値観を理解し、共有してくれる人物は・・・身近な生活圏にそうそういない。

「自分の事を理解してくれる人が良いとなると、その相手は自然に限られて来てしまう」のだ。


また、彼女は続けてこう言った。
「何故わざわざ苦労をする上に、他人の世話を焼かないといけないのか?」
質素な生活は彼女の好みではあるが、今まで「苦労した生活」を送っていない為、月々の収入、ライフイベントごとに財布と相談し、一喜一憂する生活は考えられないそうだ。


そこまで聞けば納得するしかない。「何故彼女が独身なのか」を。
一般人の私には到底思いもよらない次元で「彼女が独身である理由」が存在していた。



私はといえば、単に執着も、こだわりも持ち合わせないだけだ。
結婚はしても、しなくても、どちらでも良い。
自分の足で生活の基盤を築き、人に過度に依存する事無く、淡々と生きている。


人には色んな苦悩があるんだね。
自分に無い考えを持っている人間は、単純に面白い。
でも「お金持ちと結婚したい女性」には、彼女の話は毒かもしれないね。
お金持ちの男性から見たら、彼女の逆バージョンが自分に求められているんだから・・・。