近年、社会全体に暴力的な雰囲気を感じます。皆さんは、いかがですか?
例えば学校。まぁ、学校は昔から嫌なことをたくさん強いられる所でしたから、今に始まったことではないのでしょうが。
しかし、ゆとり教育に終了が告げられ、教科内容が2~3割増しになり、かつ学習指導要領に書かれている以上のことを教えても良いということになり、全国統一テストが実施されるようになってからは、競争がより激化し、子供たちへの強制力がより強まっているように感じています。
それから、病院や福祉施設。「え~!」とお思いの方もおられるかも知れませんね。
医療や福祉の現場で働いておられる方々の職場環境にもよると思いますが、薬を多用して収入を増やしたり、人間を物体(骨や筋肉や内臓の集まり)と見て、ただ生かすためだけの対応が取られ、その人の意志や感情が軽視されている状況を見聞することがあります。
ただし、こういった傾向が近年問題視されるようになり、インフォームド・コンセントが義務付けられたり、治療方法の選択を患者さん自らが決定できるようになってきているようではあります。
病院のための患者、施設のための利用者ではなく、患者さんや利用者さんのための病院や施設であってほしいと切に望みます。
そして、企業。会社も、グローバル化が進んでいるこの時代の中で生き残るために、合理化や経費削減は必要だと思います。
しかし、過労死するまで働かされたり、非正規雇用という形で契約を結ぶことで賃金を低く抑えられたリ、正社員になっても管理職に任ぜられて時間外手当がもらえなかったり…。様々な形で過重な労働を課せられている人達が大勢おられます。
仕事にしても収入にしても、人間らしい生活を送るためにあるはずなのに、まるで仕事や企業の収益のために人間が使われているようにも感じます。
少子高齢化が容赦なく進む時代の中、年齢や性別に関係なく、働けるだけ働かなくてはならなくなっています。
「女性活用」という表現を「女性活躍」に変えて、「女性活躍推進法」が2015年8月に制定され、2016年4月から施行されました。それと合わせて「障害者雇用促進法」も、同じく2016年4月から施行されています。
また、政府は「一億総活躍社会」の実現を掲げて、まるで戦時中のように、日本中の人々が経済活動に従事することを求めているようです。
戦時中と違うのは、人を殺めることは悪だという共通認識があること、質素倹約よりも散財を奨励していること、民主主義という名の下で政策を実現するために世論操作が行なわれつつある、…というようなことでしょうか。
何はともあれ、これまでに経験したことのない時代になっていることは間違いないでしょう。
様々な暴力的な環境から身を守るために、知恵を使わなくてはなりません。不登校やひきこもりも、身を守るために必要な場合があるのかも知れませんね。
ただし、生きるためには食料が必要です。食料を得るには労働が必要です。強いジレンマがあります。
子供たちの置かれている環境や職場の環境を良くしていくことが、今は最優先の課題でしょう。
そのためにどうしたら良いかを、御一緒に考えていきましょう!


