先日、食堂で婦人科外来の看護師さん、
G藤さんに会いました。
「自分が受けた子宮がん検診の結果が、
クラス2で慌てちゃったんだけれど、
全く怖がることはなかったのねー。」
なんて話をしました。
（クラス1-2は正常です。）
そして乳がん検診の話になって、そのG藤さんが、
「私はもう、問診表を見た時点で、
良性のものか悪性かわかりますよ。」
って言うんです。
問診表だけってことは医者が診察、検査を
する前ですよ。
「ど、どういうこと？」
「悪性で来る患者さんは、
『2-3日前に自分でしこりに気づいた』
って書いてあるんです。」
「ええー！そうなの？？？そんなに
早くでも自分で気づいた時にはもう、
ある程度の大きさになっているってことだよね？」
（私は人相が変わるくらいビックリしました。）
じゃあ、良性の人はなんて書くの？」
「『痛い』とか『張る』と書いてあったり、
しかも『半年くらい前から』とかって
書いてある人は何でもないんです。
やっぱり自覚症状で受診よりも検診の方が、
小さいうちに見つかるから、
先生も検診をちゃんと受けなきゃダメですよ！」
「でも、自分で触診とか鏡でディンプルを見つけるとか、
自己検診のことってよく言われているよね？」
「でも早期に見つかった方が、
小さくて良く取れるじゃないですか。」
・・・確かに正論です。
乳がんって最近、よく聞きますよね。
現在、女性のかかるがんのトップになったんだそうです。
従来日本人には胃がんが多かったのですが、
早期発見・早期治療により減っているためのようです。
しかも乳がんの発生は20代後半から増加し、
40代の女性が一番、乳がんが発見されているんだそう。
主要国の罹患率というのがあるのですが、
どの国も増加傾向です。
乳がんのリスクファクターは喫煙も大きいそうですが、
ライフスタイルの欧米化というのもあるそうです。
ということはこのグラフの上位国まで行かなくとも、
今後、日本でも罹患率が増えることが予想されます。
G藤さんは誇らしげに言いました。
「私はお誕生月には必ず受けるようにしていますよ。
忘れませんから。」
私も子供たちがせめて成人するまでは死ねない！
誕生日は５月でだいぶ先なので、
近々、検診を受けようと思いました。
ブログをご覧の方達も、30-40代の女性が多い
印象なので、突然ですが今日は、
ピンクリボン運動をさせて頂きました。
早期発見すれば怖いことはない！
でも検査を受けるのがまず、怖いけど！
末筆ですがtwitterで相談に応じて頂いた、
@kamishige0315こと上村茂仁先生、
お礼申し上げます。
上村先生より「自己検診は月経の直後にして下さいね。」
とのことでした。