マシュマロ実験(あなたのお子さんは?)(2002年4月12日家庭教師田口の視点2ページ目) | febmarのブログ

febmarのブログ

ブログの説明を入力します。

 子育て考。私は、一般に、しり上がりに本気になってくるタイプです。しり上がりという言葉は、私の人生そのものについてもいえますし、私の家庭教師という仕事についてもいえます。まだよくわからない世界に関しては、あまり急激に動こうとしません。でもわかりだしたら、だんだん本気になります。いま少しインターネットの世界がわかった気がしてきました。まだ象の鼻かしっぽをとらえて、これを象と思い込んでいる程度かもしれませんが、、、。まあ、初めから何もかもわかったら、面白くもないので、この奥深そうな世界をゆっくり楽しんでいこうと思います。
 さて、私は、通称赤本というやつ(大学の過去問集)を暇なときに読んだりしているのですが、けっこう内容豊かですよ。今日は、そこから題材をとってみましょう(ちょっと話が飛ぶのですが、あなたは、「を」を、うぉ、と発音しますか?それとも、お、と発音しますか?どうも京都の人は、うぉ、と発音するらしいのです。私は、埼玉出身だから、お、と発音しますけどね。これ最近発見したんですけど、もしかしたら、気のせいかもしれませんが、もし本当だったら、不思議ですね。ご興味のある方は、周りの知り合いの方で、確認してみてください。面白いことがわかるかもしれません)。
 九州大学、文系、前期日程の赤本をお持ちの方は、97年の英語の、大きな3番をご覧になってください。本文をそのまま載せると、もしかしたら、著作権の問題があるかもしれないので、内容を、大雑把に紹介いたします。その英文によると、ある研究者(アメリカ人らしいのですが)が、子供たちを、ある部屋に、一人ずつ呼んだらしいのです。そして、おそらくは、目の前にマシュマロ1個を置いて、こういいました。
 「このマシュマロを今すぐ食べてもいいけど、もし、私が、用事に行っている(「用事(使い)に行く」をgo on an errandと、英語でいえたら、あなたの英語力はかなりなものでしょう。でも、受験には、大事なフレーズです)間、待っていてくれたら、2つマシュマロをあげるよ」
 そうして、子供たちの様子を、観察しました。そうしたら、子供たちの行動は、次の3つに分かれました。
 1、研究者が出て行くやいなや、そのおやつ(つまりマシュマロ。アメリカでは、マシュマロが人気あるんでしょうかね)にむしゃぶりついた子。
 2、しばらく我慢してたけど、結局食べてしまった子。
 3、何とかして、最後まで我慢した子。
 ご自分のお子さん、あるいは、ご自分の小さいころをご想像ください。どのタイプに当てはまりますか?
 ところで、調査は、これだけで終わりませんでした。その子たちのその後を、追跡調査したのです。
 そうしたら、彼らが、中学生になるまでの間に、かなり顕著な違いが現れたというのです。最後の、3番目の子達は、概して、環境適応力があり、周りからの信頼も厚かったのに、その上の2つのタイプの子たちは、すぐ不満をもらしたり、頑固だったりしたそうです。ストレスに比較的弱かったのも、このタイプだと記されていました。それだけではありません。アメリカには、今のセンター試験をイメージされたらよろしいのでしょうか、SATという大学にいこうとする、ほとんどの子が受ける試験があるらしいのですが、このテストで、3番目の子達は、平均して、他の子達より、210点高かったらしいです(800点満点で)。この文章の結論は、理性で感情をコントロールできるかが、その後の子供の性格や学力などに大きな影響を与える、ということのようです。日本にも、三つ子の魂百まで、ということわざがありますが、そういうこともあるのかもしれません。だからといって、中高生になったら、手遅れだ、と即断するのは、早計です。
 私が、このことから学ぶことといったら、ある子の学力を、伸ばそうとするとき、それを永続的なものにするには、同時に、性格を変えていかなくてはいけない場合もあるのではないかということです。
 皆さんは、どんなことをお感じになりましたか?大学の入試問題に出るくらいですから、出所は、信用おけると思うのですが、、、。また、私が、教えてきた子供たちのことを考えてみても、この文章、結構説得力があるようにおもうのですが、、、。
 このことを思い出して、娘が(どういうわけか、ちょうど4歳なのですが、、、)あるおもちゃをほしいといったとき、この話をしたら、最初一生懸命聞いていて、わかってくれたかと思ったのですが、いつもはわかってくれてたのに、このときに限って、でもほしいと言い出して、説得しても説得してもわかってくれず、しまいには、泣き出す始末。で、しょうがないから、「この子嫌い」といって、逃げ出して、私の部屋にこもったら、さらに大きな声で泣き出していました。娘にわかりにくい説明を、翻訳調でしたためかもしれませんが、一種の甘えかと思ったのでほっといたら、翌日、けろっとした顔で、「パパ、いつかおもちゃをかってな」といってきました。私は、「いいよ。でもいくらかわからないと買えないから、値段みといてな。あまり高かったら、すぐに買えないかもしれないから」といったら、納得してくれました。
 上記の失敗(後注:今は、私は、こういう失敗をすることはありません。「視点」の後ろの方のページをご参考に、、)から、私が、ちゃんとできているという自信もありませんが、自分の心をコントロールできる子に育てる、という意識で子供とかかわることは、子供の年齢が、いくつになっても重要だと思います。