わたしには友達と言える人がほとんどいない。 

 

そんな私に、真っ昼間チンコーン♪

LINEが鳴った。

 

こんな時間に来るLINEは

どうせ、しまむらかサントリーだ(笑)

 

そっとスマホの小窓見て、飛び起きた!!

スマホにに出ていた名前は、

退職した職場の同僚だった。

 

わお!久しぶり!

憶えててくれたん?

ランチ誘ってくれるん?

 

ADHDでミスの多い私を事あるごとに助けてくれた、

大好きな同僚からの誘いだった。

 

何か月ぶりだろう?

なにかあったんだろうな?

っと思いながらも、

そんな嬉しい誘いに

浮かれた私はホイホイ、ランチに行った。

 

私が辞める時あとがまに入社した人が、

退職したいと言って来たらしい。

 

困っているので私に、新しい人が決まるまで、

一か月くらい来てくれないか…と。

 

一瞬迷った。

体力の無さと、

仕事が出来な過ぎて、

情けなく辞めてしまった仕事…だ。

 

一か月なら続けられるだろうか?

また、あの同僚たちと仕事できるんだろうか?

 

同僚が、

言ってくれた。

 

「reiちゃんは仕事はできなかったよ!

でもね、みんなを和ます力があるんよ。

仕事出来なくても、だれも嫌な気持ちにならないんよ。」

 

凄く嬉しくて

ウルッとして、危うく泣いてしまう所だった。

 

職場の労働力確保の為に

そんな風に言ってくれただけかもしれないけれど、

ものすごく嬉しかった。

 

この数か月辛いことばかりで

落ち込んでいた。

 

ハロワの障害者担当の人から、

私の体調不良を理由に、

「体調が悪い人に職を紹介する訳に行かない」と

 

心無い言葉を言われ、

絶賛、喧嘩中だったのだ。

 

職を紹介すらして貰えなかった…私に

そんな事言ってくれる人がいるなんて…

 

人を和ます力のあるはずの私は

力関係が絶対的に強い人と

絶賛喧嘩中だ(笑)

 

全く和んでいない。

 

同僚よ!

お世辞とわかっていても、嬉しかったよ。

 

仕事はヤッパリ断ろうと思う。

またみっともなく迷惑を掛けたくないのだ。

 

和ます力、、、

もしも本当にあるんなら、

こんな事になってないよ…

 

そんな言葉を飲み込んだ。