ソロソロ、こんな時期でしょうか？
新学期の
「PTA役員決め」
こんな私でも親のハシクレ、
ＰＴＡ役員何回かやりましたよ～
本当にイヤでした。
人前に出て、話すとか、
面白い企画を考えるとか…
新聞の記事書くとか…
そういうのが全く出来ない。
てか、できる気がしない。
絶対、なにかヤラかすに決まってる。
ＰＴＡに適材適所はないのです。
毎回ビクビクくじ引いてました（笑）
そんなＰＴＡ役員選出の保護者会で事件は起きました。
当日は、
できるだけ、目立たないように…
誰とも目を合せないように、
うつむきがちに…
気配を消して…
ジッと時が過ぎるのを待っていました。
頼む！！誰か立候補してくれ！
立候補、、、
誰も居ないので、
くじ引きで決めさせていただきます、、、
ってなったそのタイミングで、
一人のお母さんが、
「ここにいない人は決まった事に異議を申し立てません
って委任状出してるのだから、
いない人を優先して選出するのはどうか？」
って言い出したんです。
この発言で、
「やらない人はいつも逃げて逃げ得よね？」
とか、
「それいい考えじゃない？」
「この場所に来ない方が悪いのよ」
みたいな雰囲気になりました。
みんな、役員をやりたくなかったから、
少しでも逃れたいと思っているようでした。
私も、それもアリなのかな？
そうなったらラッキー☆と思いました。
いつも来ない人を、責めているような口調の
方々もいらっしゃいました。
そこで別の一人のお母さんが、
「来ない人を、欠席裁判するようなやり方はどうだろう」
と、毅然として言い放ったのです。
「では、何年も逃げてる
役員になっても、役員の仕事を放棄する方はどうなんでしょう？
不公平だと思います」
やだーお母さん同士で揉めないでよ～。
そこで、司会役のＰＴＡ役員さんからストップが入りました。
「学校と言う教育の場で公正を期さない決め方は好ましくないかと…」
「もし、こんな大事な場に来ない方に決まれば、決まっても、
役員会合にも出てこない場合がほとんどです」
「PTA活動は、自分の子供が楽しく学校で活動するためにあるのです。
そんなやりたく無い人に自分のお子さんの学校について、任せるのですか？」
そこにはPTA非加入の問題や本当に逃げ切る人が
いる問題があるみたいでした。
わたし…都会の洗礼を受けた気がしました。
都会って…なんかすげぇな。
結局くじ引きで、全部の役員を選出したのですが、
納得いかない人は引かなくてもいいという事で、
引かない方もいらっしゃいました。
私はバザー委員💧
でね？わたし、
後日、たまたま、保護者会に来なかったお母さんと
お話する機会があったんです。
息子とお子さん(Ａちゃん)が仲良しになったので…。
Ａちゃんが小さい弟ちゃんの手を引いて、
コンビニでお弁当を買っている姿を何回か見ていました。
お母さん…具合悪いのかな？
って思っていました。
ある日、Ａちゃんと弟ちゃんが我が家に遊びに来て、
帰りに頂き物のお菓子を持っていって貰ったんです。
そしたら、お母さんからお電話いただいて、
その時、お節介にも、
「Ａちゃんお母さん具合が悪いって言ってたけれど、
お体大丈夫ですか？」
って聞いてみました。
お母さん、やっぱり色々あったみたいで、
故郷が遠くて子育てを誰にも手伝ってもらえない事や、
夫さんは仕事で毎日遅い事。
相談する人も友達も居なくて…
ずっと鬱で苦しんでいたんだそうです。
私、そうだったんだ…と
あの保護者会での自分が恥ずかしくなりました。
来ない人は、
ただ単に『ズルくて』
来ない訳じゃ無かったんだよね。
自分の思慮の浅はかさよ
私は
それ以降、
PTAの役員に来ない人もいたけれど、
何とも思わなくなりました。
必ずしも、公平じゃなくてもイイじゃない？
私だって明日は我が身。
って思うようになりました。
そう割り切ったら、
PTA活動、文句も言わず…
…いや、チョッと文句言ったかも…
でも出来ないながら、生き恥を晒しながら、
やり切りました！
ＰＴＡ一緒にやったお母さん達も、
言ってました。
嫌な奴もいたけど、
結果、思ったより楽しかったし、
損だとも思わなかったよね！
って！
PTAもう１回やれと言われたら
嫌だけど…
やってみたら
それはそれでいい思い出になったなぁ～
と言うお話でした（笑）