モラ夫といた頃、

私は自分の夫がモラハラだなんて思っていませんでした。

 

社会性0ゼロで社会不適合者の私が、

働かなくとも、生きて行けるのは夫のおかげだと、

本気で思っていました。

 

なんなら、今でも少しそう思ってるかも。

 

夫から言われる、

「三食昼寝付きであんたはイイね~」

だの、

「一日中家に居てナニやってたわけ?」

だの、

「はぁ?誰に向かって言ってんの?それ、、、」

 

だのの、モラモラ言葉も、

 

「ははーーーーっm(__)m」

「ごもっともでございますぅーーーー。」

「平にご容赦でござるー」

って本気で思ってた。

 

専業主婦をさせて貰っている事が、

私のしあわせだったんです。

社会は私を認めてくれなかったから。

 

そんなモラに比較的寛容な私でも、

今でも、

夫のどうしても許せない事があります。

 

それは、

息子がまだ乳児の頃、

何回か入院したんです。

その時の事です。

 

その病院は親が24時間付き添う事になっていました。

 

そんな時も夫は飲み会が優先で、

着替えも持って来てくれず、

 

タバコが吸えないからと言う理由で、

付き添いを代わってくれる事はありませんでした。

 

お風呂にも入れず、クッサクサな私を

可哀想に思ってくれた看護師さんが、

1時間くらいなら自宅に帰ってイイよ。

って言ってくれました。

 

あの時は涙が出ました。

 

私がインフルで40℃の熱の時も、

夫は私の食事の心配や、

洗濯物や、

お風呂などは、

何もしてくれません。

 

「お弁当か何か、買って来てくれない?」

ってお願いしても、、、

 

「俺はいらないよ……」

と不機嫌に言ったので、

 

40℃の高熱でフラフラな中、

近くのコンビニまで

息子のお弁当を買いに行きました。

 

「いらない」と言ってた夫への腹いせに、

夫のお弁当を買わずに帰ってやりました(笑)

「いらない」って言ってた癖に、

 

「俺のは?」

って言ってキレました(笑)

 

「いらないんじゃないんかい?!」

 

それから、私が病気の時は、

自分はシャワーを浴びるのに、

息子はお風呂には入れません。

 

そしてほっておけば、

息子も夫も3食、カップ麺で暮らします。

息子はラーメン大好きなので、

ヒャッハーラブってなもんですが…

 

夫は買いに行くのが面倒なだけなんです。

そんな理由で

6歳の子供に3食カップ麺を食べさせるのです。

何日もです。

 

買ってくれば、世の中には何でもあるのに…

息子や、私の為に、

こんなにも、何もしてくれない…。

 

そんな夫の事が許せませんでした。

 

夫のモラについては、

容認して来た私にも責任があるのですが、

 

あのころ夫との生活の中では、

熱があってもご飯だけは作りました。

ウッカリ病気にもなれませんでした(笑)

 

今は具合が悪くても、

すぐ、息子に

「買って来て―――」

って頼めます♡

 

こんな、ささやかな幸せすら、

あの頃の私にはなかったんだ~って

別居10年目にして、思っています。

 

夫のモラの呪縛から解き放たれて来たって事でしょうか?