息子を授かってからの１９年間、
ここまでの子育てで、
ウチの子はどうしてこんななんだろう？
って思いながら育てて来たけれど、
これは、こうだったよね？
ここはこうするべきだったんだよね？
って事が今やっと分かるって言うか…。
平たく言えば、
色々な疑問が今になってやっと分かったって事。
でもすべてがあとの祭り。
結果が出てしまったから、分っただけの話。
ピョンピョン！跳ねる息子。
いつも空気と戦ってる息子。
見えない敵と戦い続ける息子。
おっぱいを飲まない息子。
食事を小鳥の様にしか食べない息子。
いちごとのりたまおにぎりだけは
口いっぱいにぎゅうぎゅうに押し込む息子。
お昼寝を一歳でしなくなった息子。
寝かしつけに、３時間かかる息子。
公園で、順番が待てず、割り込む息子。
こだわりが強くてプラレールを全部欲しがった息子。
思うように行かないと癇癪を起こす息子。
人の気持ちを察する事が出来ない息子。
他害は無かったけれど、
何度言っても、悪い行いを正すのが難しかった息子。
言葉での指示が入りにくかった息子。
ずっと不可解だった。
でも、どこに相談しても、
誰に聞いても、、、、
大丈夫よ！普通よ！
あなたの息子さんは普通。。。。
そして、誰に聞いても、
「大丈夫よ！男の子なんてみんなそんなモノ！」
「大丈夫よ！歳とともに落ち着いてくるわよ！」
…と言われた。
そんなモノなのか～？
へ～そうなんだぁ～！
ってアッサリ信じてしまった私。
この、
「大丈夫！」をアッサリ信じてしまったのは、
私自身もそんな子であり、当事者だったから。
そっか、、子供なんてそんな感じだよね？
私だって落ち着きのある子供じゃ無かったし…。
私の子だしね～（笑）なんて、、、
アッサリ信じてしまった。
誰かか言うこの、
『ダイジョウブ』
これ、ホントにヤバイ言葉。
そして、何の根拠もない（笑）
新米母はアッサリ信じちゃう魔法の言葉。
１９年育ててきて、
「大丈夫」だった事なんて一度もなかった。
なんだったんだろう？
みんなが言った、
「大丈夫よ！」
ってあれは…。
そもそも、不安で不安で、
大丈夫って安心したくて、
人に聞いたりしていたんだもん。
信じたいよね？
先日、叔母に会った時、
一歳になる孫が、叔母から見て少し違和感があって、、
少し私に聞きたいと、自閉症について色々聞かれました。
私は、どうしても、「大丈夫だよ」
って言えませんでした。
チャンと検査して、ママもチャンと本とか読んで、調べて、
それから、チャンと自分で「大丈夫」って思った方が良い。
手遅れにならなくて済むから。
だから、
「大丈夫って簡単に思わない方がいいよ～」
「チャンと検査した方がいいよ～！」
って意地悪に言ったけど、
それが、失敗した私の優しさ。
「大丈夫」って何の根拠も無い言葉は言えなかった。
「大丈夫」ってみんななんで私に言ったのか、少し分かった気がした。
「少し変かもね？」
なんて言えなかったんだよね？
今更気が付いた（笑）
ヤッパリ自分の違和感に従えばよかったのだと、
後悔しても後の祭り。
大丈夫って言った人を恨んではいないけど、
大丈夫だよ！って言えないトラウマを抱えてます私！