神の雫ドラマの反応 | OG:LIFE

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アニメと写真のおはなし

mixiニュースで、神の雫が低視聴率で今クールのゴールデン、プライムドラマの中の最低視聴率記録というのをみました。
ギャラが高い割りに視聴率を稼げないって・・・かなり辛口なこと書いてありますね^^;

自分はジャニーズのファンではないですけど、別に亀梨君は嫌いじゃないですよ。
ですが、これはストーリー構成とキャスティングの問題じゃないかな・・・と私は思います。
現に私は第一回を見てからほとんどまともに観てない訳でして←
みやびちゃんがみやびちゃんじゃなかったので・・・女優さんはかわいかっただけに複雑な気持ちでしたが。


マンガはすごい大好きなわけですよ。
マンガが好きなのは

「ワインが好きだからわかる知識」が「幅広い切り口でわかりやすく書いてある」こと

が大きいんじゃないですかね?
勿論画も綺麗ですし。ワインのラベルとかの描写もきちっと、画風が繊細で実写的だけど無駄な線は少なくて洗練されている画だと私は思います。
ドラマだとこの登場するワインあたりからして、ワイン好きな人とか的にはツッコミ入れたくなるみたいで。
あと話の展開と人物の関係とか?
使徒の数を減らすより、もってくだけもっていってオープンエンドにしちゃっても良いのではないかとか。だって漫画は続いているわけですし。
ドラマ版の2人ならどっちが勝てるだろう?みたいな妄想想像とか好きにさせても楽しいのかなぁなんて。思ったりもします。


私はマンガの実写ドラマ、映画、舞台化には近年のものに関しては特に全体的になんとなく違和感を持っているタイプです。
いままでで漫画原作で実写ドラマでいいなぁと思ったものは


「白鳥麗子でございます!」(鈴木由美子)
「おそるべしっ!!!音無可憐さん」(鈴木由美子)
「イグアナの娘」(萩尾望都)
「P・A」(赤石路代)
「闇のパープル・アイ」(篠原千絵)
「金田一少年の事件簿」(天樹征丸、金成陽三郎、さとうふみや)
「エコエコアザラク」(古賀新一)
「ガラスの仮面」(美内すずえ)
「ショムニ」(安田弘之)
「名探偵保健室のオバさん」(宮脇明子)
「西洋骨董洋菓子店」(よしながふみ)
「ごくせん」(森本梢子)

この辺。わりと古い。

「西洋骨董洋菓子店」(よしながふみ)は漫画の雰囲気そのまんまの店とキャストが良かったからバランス良かったと思います。

最近のはフリーダムすぎる原作崩壊っぷりが激しい・キャラクターほぼ無視・(特徴ある部分だけ微妙に帳尻あわせたような)微妙なビジュアル面などなど原作が好きな人にとってはアゴが外れるほどショックが起きるようなこともきっとあるわけです。

「ライフ」「ルーキーズ」は成功例な気がしますが、深夜枠組は私にとっては正直しんどいな・・・というものが多いです。費用対策とかの事情でギリギリのラインで制作したいというのもわからなくはないのですが、昨今の番組を見ると「作品に愛が感じられないのでいっそ制作しないで・・!」と思った時も(笑)

賛否両論あるかと思いますが私は「プリンセス・プリンセス」(つだみきよ)「ここはグリーン・ウッド」(那州雪絵)「花ざかりの君たちへ」(中条比紗也)は観てみてちょっとブロークンハートしました。
プリプリなんかは出演者に関しては女装とか偉かったなぁと思う限りではありますが(笑)
この辺の作品は出演者の責任ではないかな・・・と思います。なんか、もう作る段階で作品に対する認識が私とは全く違う価値観だったんだろうと思って・・・残念でした。実際イケメンばっかりなのは事実なんですけど(笑)

メイちゃんの執事なんかは
主要人物が女性徒一人につき一執事だからえらい人数ですよね。
よくぞここまで・・・みたいなキャスト陣。恐ろしいドラマです(笑)

キャストにそれほど不満はなかったけど、位置づけに問題があったのが「有閑倶楽部」(一条ゆかり)
主役が悠理じゃなかったことがどれだけショックだったことか(笑)

原作→アニメ化で放送回数の関係もあって話の構成や展開が原作と変わる例は少なくないですが、アニメでは原作者の画風を損ねないアニメ画と声のキャスティングと若干OP/ED曲とかでフォローできるんですが
人間の顔は漫画に近づくことはできないですからすごい難しいですよね。
んじゃ本気でコスプレでもしないとダメなのか?みたいな勢いになってくるわけですけれども(笑)
セーラームーンの実写化になぜか抵抗がない私だったりしますが、逆にゴッテゴテだからこれはいっそ特撮だと思って漫画は別物だと認識しているような気がします。
セーラームーンはずいぶん早くミュージカル化されてロングランでしたよね。
テニミュが流行るのは原作キャラクターが現実にいそうだからでしょうか?
人数多すぎるけど組が分かれているし、キャストが何期とかが好きとかでもそれぞれ
選択肢あるみたいで割りと「絞って観る楽しみ方」してますよね。
実写映画化もされちゃいましたしね。

ガラスの仮面は顔の画風とかはほんとに漫画独特ですが生身の人間としてはいそうなタイプが多いわけですよね。
逆に同じ系列でも池田理代子の「ベルサイユのばら」はほんとにアニメ向きだと思う訳です。
宝塚版、私は好きなんですけど、ありゃありえないと思うタイプもいらっしゃるでしょうし。

アメリカのコミック画だと実写化の時の反応ってどうなんでしょうね?
サブリナはコミック原作でアニメ化もされてますけどどっちが人気あるのでしょうか。

別に実写化流行といっても突然漫画原作とかが増えてきたわけじゃないんですよね。
でも流行だからみたいなのっかり具合で作られるとどうにも原作ファンが乗りきれないことが多いんじゃないか・・・と思います。あくまで勝手なイメージですけど。

それぞれクロスメディアすることで漫画原作付ドラマから相乗効果がどれくらいあったのかとか近年のと過去のと比較してみたいですね。