●今日の読売新聞の「本よみうり堂」で少女向けファンタジーが人気、とかいてありまして、要素として「コスプレ」が取り上げられていたんであ~と思って切り抜いてきました。
先月の26日に、横浜のクリーンズスクエア横浜で『レインボーマジック』という作品のコスプレコンテストが開かれたそうです。
私は以前「ハリー・ポッター」シリーズの人気やファンタジー作品、ことに日本人に人気のある西洋中世を舞台としたファンタジー作品の人気の要素にコスプレを挙げたのですが、それは服装がキャラクターを形成する重要な要素となっているということなんですよね。たとえば、ファンタジーの代名詞に魔法がきますが、魔法使いはきわめて特徴的な服装、アイテムが世の中である程度「これがそうだ」と概念化されていますよね。私は『レインボーマジック』という作品を知りませんが「マジック」という以上は魔法使いの話でしょうし記事中に掲載されている写真からして妖精やプリンセス的な服装をしているという点でやはり中世ヨーロッパ時代の社会で通用していた服装や社会階級などが反映されているものだと考えていいと思います。
この作品は装丁も目をひくような装飾に注意を払っているようで、女の子の「おしゃれ心」をくすぐるんだとか。
一般書籍から同人誌、服装インテリアまで、女性はかなり外見の美しさにもこだわる方が多いと思います。
ちょっと話はそれますが男性向け同人誌と女性向け同人誌では大体1.5倍くらい女性向けの同人誌のほうが高いですよね。男性向けが装丁が凝ってないというわけでは全くなく、出版部数との関係で値段が高めになってしまう傾向があるようなのですが実際装丁の指定が細かそうに感じるのも確かです。
さて、話を元に戻しましょう。記事を見て気になったのはこの作品が「ページ数の少ない本」というところ。
今となっては私も長編はとても読めないのですが、昔は分厚い本を借りて延々と読んでいるのがとても好きなこどもでした。一番分厚かったのは『スカーレット』です。『風と共に去りぬ』の続編ですね。他にも一冊に一作品の長編を読むのはかなり好きなほうでした。
私はこの記事で取り上げられている本はどちらかというと「絵本」にかなり近いのではないか?と思います。
ただ、この作品から本に興味を持つようになったという声も多いようなので、ここから沢山の本に出会えるといいですよね。そしてぜひファンタジーや創作の「おはなし」の本じゃないジャンルにもどんどん手を出していってほしいなと思います。
本屋は誘惑の地ですね。新書ってほんとうに何冊も欲しくなってしまうんです。薄いし持ち運びが便利で最近は文章がかなりやわらかくなって読みやすくもなっていますし。似たような本が多くなってきているのも事実なのですがためになりそう!とかこれはちょっと気になる・・という本が最も多いのが新書です。お金を気にしないなら新書を一日一冊ずつ買っては電車で読み・・なんていう生活、してみたいですね。