- 西村 則昭
- アニメと思春期のこころ
多分読んでないのですが、この本。2004年の夏に出た本でした。この手の本は全部読んでいると思っていたのに、とちょっとショック。しかも地元の図書館に入ってました。最近入れたんですかね?コレ。
マイ慣習に倣い、目次をコピーしてきました。次本借りるときに借りるつもりです。面白そうなんですもの。
西村則昭さんの「主要論文」に「少女漫画『天使禁猟区』と思春期女子の心理臨床」とあって吃驚しました。天禁で論文かいちゃってんだ・・・!!それの前には「越境するエレガンス コムデギャルソンをめぐる魂の現象学の試み」とありました。なんか色々かいてて面白そうな方です。哲学科、教育心理学科を卒業なさっているそうです。2004年現在で助教授をなさっているとのこと。
この本の中にウテナが取り上げられてたので今度借りてきたときにじっくり読もうと思います。
- 石田 かおり
- 化粧せずには生きられない人間の歴史
前回までの講義のレポートで「化粧」をメインテーマにしたのですが、その時には読めなかった本。新書は面白いからレポートのネタになりそうなものがいっぱいあるのに、読めなくて残念。。
- 別役 実
- ベケットと「いじめ」
『ゴドーを待ちながら』(下参照)を例に挙げて、作品に描かれた「逃げ場のない環境」をいじめの環境になぞらえて、いじめという現象の起こりを考察しています。筆者が別役さんだからという理由で1度手に取ったことのある本ですが、今受けている講義でベケットと『ゴドーを待ちながら』が出てきたという・・別役さんが劇作家なので当たり前といえばそうなのかもしれないですがちょっと運命的でした。去年読んだような。
- 安堂 信也, 高橋 康也, サミュエル・ベケット
- ゴドーを待ちながら
- 石原 千秋
- 『こころ』大人になれなかった先生
こちらも今受けている↑と同じ講義の項目で『仮面』という項目に当たる内容と関連していると思ったので借りました。あー3週間前くらいにこの本を読んでいたら「化粧」「仮面」関連で『こころ』が使えたのに・・とちょっと後悔しています。私が書いた文章の結論に「先生」の生き方が大いにネタとして使えるから!なんかちょっと悔しいです。まぁ最後にもしトータルのレポートを書く機会があればその時にでも・・!!
- 新藤 謙
- 喜劇の精粋抄
- 荒川 有史
- 西鶴―人間喜劇の文学
- これはもう直球で講義に繋がりそうな本なのでとりあえず。
- つだ かつみ, 中沢 正人
- 競作かわら版 落語と江戸風俗
- 23日に落語見に行くので事前学習1。イラストがふんだんに使われていて、当時の風俗事情が分かりやすくかかれているので歴史に疎い・苦手な私でも多分楽しめるだろうと踏んで借りてきました。
- ジョヴァンニ マリオッティ, Giovanni Mariotti, 鈴木 昭裕
- 超難問 世界文学クイズ
- 文学史にあまりに疎いので、雑学的アプローチから歩み寄ってみようと試みました。スキャンダラスなネタがついている人から覚えていきたいと思います(笑)
今日の読書
よしなが ふみ
環境ホルモンの影響で男子の出生率が低くなっているという記事を見て、なんというか暗示的な作品のような気がしてまた読み直してみてました。すごく・・面白いんですよね。垣添がラブリーです(そこは偏見)早く2巻出ないかなぁ~っ、週刊誌のペースに慣れてしまった自分には少々辛いですが、よしながさんのマンガだけはじっくり待つことができます。なんででしょ。
- ガブリエル・ガルシア=マルケス, 木村 榮一
- わが悲しき娼婦たちの思い出
- 読売で紹介されてたコピーが「現実よりリアル「脳内彼女」」というコピーで、それが超印象的だった(笑)
- この話は90歳の男性が主人公なのですが、なんだか、以前シネフィル・イマジカの短編映画で録画したフランスの短編映画を彷彿とさせました。その短編映画ではもう現実と過去の境界があやふやになっている老紳士が描かれているんです。若い女性に恋をしたことが切欠で意識が自分が若かった頃にタイムスリップしちゃうんですね。それでだんだんと現実との境界があやふやになっていく。結末として短編映画の主人公は銃で自殺するんですよ。たぶん振られたからなんですけども。衝撃的だという点でこの作品も衝撃的です。
今月はダ・ヴィンチ でもマンガの特集が組まれてました。絶対くるだろーなーと思ってたら勿論!とばかりに。