ひとつじゃないんだ | OG:LIFE

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アニメと写真のおはなし

○今行われている五節句の行事内容のほとんどが江戸時代に成立したものだってご存知でしたか?私は全然しりませんでした。江戸時代ってほんとうに沢山の文化が生まれた時代ですね。最近いろんなものをつっつくと江戸時代にぶつかるんですよ。食玩とかのいわゆる「おまけ」の歴史も江戸時代あたりからだったような。節句は本当はもっと沢山ありますので、この五節句が選ばれたのも江戸時代で、五節句の日に将軍様に謁見することにしたんだそうです。


資料をみていて一番魅力的なのは浮世絵ですね。浮世絵に描かれた子供や節句などの伝統行事をみるのはとても楽しいです。やっぱり視覚的な資料があると雰囲気が分かりますしいいですね!


藤原 千恵子, 佐藤 要人
図説 浮世絵に見る江戸の歳時記

七夕は星の伝説が有名ですが、日本古来の「棚機つ女」信仰の話を聞くとこちらも大変魅力的なのが分かります。棚機つ女はお盆との関係が深いものだそうで、お盆に来臨する神様のために機を織り、翌日禊を行い神を送るという習わしが盆の先祖の霊を迎える行事として行われるようになったとのこと。しかし現在では七夕は旧暦の日付を新暦にそのまま移して新暦の7月7日に行われるようになり、盆は旧暦で行うところが多く、棚機つ女信仰は現在では影の薄いものになってしまったようです。

中国から伝えられたのは星の伝説ともうひとつ乞巧奠という裁縫や書道の上達を祈る女性の祭も伝えられ、江戸時代日本に寺子屋の普及により、主に書道の上達を願って短冊を飾るようになったようです。日本にもともとあった「棚機つ女」も手芸の神として手芸の上達を祈ったそうですから、この二つの性質はよく似ています。



○最近大分偏った生活をしていたせいで意識が現実から遠ざかっていましたが、卒論とレジュメと秘書検定のお陰で大分現実に意識が向いてきました。どこか一方が詰まるまえに意識を切り替えればいいんですね。趣味は気分転換のためにあるものだということを改めて意識させられました。

それにしても今年はホントに研究会とか個人的な履修の相談などで一年生と関わることが驚くほど多いです。私が1期生の中でも数少ない保育士・幼稚園教諭をとらないイレギュラーな学生の一人で、金曜日までは毎日大学に居て、つかまりやすいという点からか、下級生のそういう少数派の後輩の履修相談によく呼ばれます。少ないからしかたないんでしょうが、私が相談相手ではたして大丈夫なんですかね。それが心配ですよ。私結構履修選り好みしてますからね。おかげさまで来年もそれなりに忙しいっぽくてげんなりですよ。

4年になってまで履修沢山とりたくなかったのに・・想定外のトラブルが続いて切迫してます。突然閉講とか勘弁してください・・。



川村記念美術館からやっとシャガールのカタログ来ました。展示結局観にいけませんでしたがフォンテーヌの資料としては結構つかえるんじゃないかと思うので、寓話集とかについてつつく機会があったら利用できそうです。それになによりシャガールも版画も好きなもので、カタログ確かに作り凝ってていい感じです。

川村記念美術館に行くのはパウル・クレー展になりそうです。クレーは両親が好きな画家で最近テレビで特番を見たのですがかなり面白い人だったみたいで私自身も今とても興味がある画家なので是非行きたいですね。


最近ナンバーガールをエンドレスリピートで聞ききながらレポート書いたりしてます。集中できないんじゃないかと思いますがそんなでもないです。まぁ基本はクラシックですけどね。クラシックでも印象派的なものが特にいいですね。マイベストはドビュッシー。ラヴェルも聞きますが私の場合は特にドビュッシーの音楽が自分の波長と合うみたいで、苛々が続いているときや疲れが溜まったときは寝るときにドビュッシーのCDをかけて寝ることもあります。リゲティはいろいろかき乱されるので楽譜もすごく複雑ですし自分には合わないみたいです。高度すぎて理解できない。。