よのなかのお母さま | OG:LIFE

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アニメと写真のおはなし

●さっきもちょろっと書いたとおり、最近つだみきよさんの『プリンセス・プリンセス』のアニメ化決定でちょっと前からマンガそろえようかなぁ~~~と思っていたところ、古本屋で一冊獲得したのが悪かった(?)のか結局勢いで『ファミリー・コンプレックス』(坂本様ご家族のお話)と『プリ・プリ』(5)を今日買ってきてしまいました・・(笑)まだARIAも蟲師もりぼーんもDグレもまちまちにしか揃っていないのに;;;でも多分りぼーん黒曜編しか主に用事がないので(ひどい)揃えないんじゃないかなぁ・・・なんて・・はは・・

つだ みきよ
ファミリー・コンプレックス

私はつだみきよさんも蔵王大志さんのマンガもどっちも好きですね~つださんの絵は線がパキっとしてて好きです。手とか髪の毛とかからだの線とか綺麗で理想的。線にムダがないし。髪の毛がさわり心地良さそうだし(笑)


とおかちゃんはとおかちゃんで水城せとなさん(懐かしい!!!)の最近のマンガ『放課後保健室』を買ってきたというので貸してもらいました。水城せとなさん・・・なつかしい・・・いつごろ買ったんだか忘れてしまいましたがその昔『オートマチック・エンジェル』が面白かったので持ってました。このマンガだけ。あの時の絵柄と比べると『放課後保健室』のほうがテイストが落ち着いていて話も絵も好きかも知れません。

水城 せとな
オートマチック・エンジェル 1 (1)
水城 せとな
放課後保健室
なんていうかセクシャル路線の話を書くマンガ家なのですがあまりくどくないのでサラっと読んでしまうんですがダークな話もあり、、、放課後保健室は主人公が複雑な体質(?)をしているので見た目と中身と色々ちぐはぐで見た目ホモに見えなくも無いという複雑なマンガです。『オートマチック・エンジェル』は自分は意外と人形とかロボットっていう人工物が心を持つとかそういう設定が好きらしく、しかも人形とかロボットとかが生身の人間と恋をするとかそういう話が結構好きらしい。他にも別の作家さんでそんなマンガを読んだことがあり(白泉社だったはずだけど作者がいまいち不鮮明)しかもその話が結構好きだったので作家はわかんなくても絵柄と話を覚えてます。はぁああ誰だったっけなぁ。

そう、それで今日その紀伊国屋書店のB・L系小説の棚のところを通り過ぎたらば、40代くらいのおかあさまお二人のうち一人が「ウチの娘最近こんなの描いてるのよ」といって棚から適当に一冊ひっぱりだし、ビミョーな挿絵が載っているところをばばーんと開いて「こういうの描いてんのよ」といってた・・・・。で聞いていたおかあさまは「あら、そうなの、そういう系にいったのねぇ」みたいな感じでさらっと流していた・・・最近のお母様方は逞しいんですね(笑)母親の懐のデカさを思い知った(?)出来事でした(笑)


よく、同人誌とかエロゲーとかでこう顔がロリ系で体つきは成人女性的セクシャリティをもった融合体のキャラクターが出てきますけども、『<美少女>の現代史 萌えとキャラクター』(ササキバラ・ゴウ/講談社新書)80年代後半に顔から下、肉体の描写技術の向上(同書には"肉体のディテイルアップ"と表現されている)さらに同書の言葉をそのままお借りすると峰不二子の肉体を持ったクラリス、という。私が大好きな桂正和先生の絵柄も顔は従来的なマンガのデフォルメ調を保ちつつ、身体描写は写実性を高めている、という典型方らしいです。知らなかった・・!

ササキバラ ゴウ
〈美少女〉の現代史――「萌え」とキャラクター
大塚 英志
「おたく」の精神史 一九八〇年代論
二階堂 奥歯
八本脚の蝶

ウェブ日記の本が置いてあったのでタイトルをメモして帰ってきたら衝撃的な本でした。南条さん以来このタイプの人の著書は。日記が本になるっていうのは結構条件が揃わないとできないことなんじゃないかなぁと思うので機会をみつけて読みたいです。