私は鼻歌は心の中で歌ってるけど
声に出すことはほぼない。
私は頭の中で色々考えてるけど、独り言はあまり言わない。
でも最近 思ったことを言葉にして言ってみることにしている。
朝起きたらカーテンを開けてベランダに出て小松菜に「おはよう!」って声をかける。寒くてなかなか伸びてこないけど元気そうだ。
「お水は…大丈夫そうね?」
「今日はお天気がいいから葉っぱが光でツヤツヤしてきれいよ!」
「春が待ち遠しいね!」
「寒いから入るね!」なんて言葉がけを少しする。
朝家を出る時は
「みんな~今日も行ってくるので お家を守ってね~!」と部屋に声をかけてから家を出る。
玄関を出て外の階段から見える山に向かって
「大山(おおやま)の神様~富士山の神様~今日もありがとう~行ってきまーす!」と言いながら降りる。
歩道を歩きながら草花に
「寒いけど今日も元気で素敵ね!」と(小声で)声をかけるw
お日様に「今日もありがとう!眩しいよぉ~!」と言い、
車に乗ったら「ボーッと運転しちゃダメよ、今私は鉄のかたまりを動かしてるんだから!」と言葉にする。
コインパーキングに車を停める私は帰宅途中に「今から帰るから駐車場空けといてね~!」と言い、
停めたい場所が空いていたら「ありがとう~めっちゃ嬉しい!」とはしゃぐ。もちろん空いていないこともある。でも駅前なのでどうせどこかしら空いている。だから「ありがとう!」は絶対に言うことになる。
自宅に戻ったら
「みんなーただいま~!今日もありがとうね~。私も頑張ってきたよ。疲れたから一旦休憩~!」と上着を脱ぎながら暖房をつけて座り込む。
夕飯の仕度をする時に大根に
「家に来てくれてありがとうね~!美味しくいただきますっ!」と声をかけながら洗う。
夜 娘を駅まで迎えに行く時間には
夜空を見上げて「今日もきれいねぇ✨」って星に声をかける。
UFOいないかな?って探すけど飛行機しか見つけられないw
「上ばかり見てると転ぶよ?」と自分に声をかけて、娘と会った時に今日はどんな面白いことしようか考えながら歩く。
娘の姿が見えた頃、大体いつも同じ信号の向こうとこちらで止まる。
その時に変なダンスを踊る。すると娘も信号の向こうで踊り出す。
信号が青になったら「今日はそうきたか!」と笑いながら合流する。
夕飯を食べながら
「ご飯が美味しいって幸せだよね~」と言いながら、今日あったことをお互いに話す。
愚痴も言うし、時には悔しくて泣いたりする。次に同じようなことがあったらどう対処するか作戦を練る。
面白いことや感動したこともこの時間に共有する。つい話し込んでしまうのでお風呂は先に入った方がいい。だけどついつい喋るのに夢中で遅くなってしまうのが常。
言葉にしてみるって面白い。
気持ちを表現するって楽しい。
自分が発した言葉が
自分の周りの空間を作る。
ただそこにあるモノだったものが
自分のそばにいてくれる存在に変わる。
ひとりでいても、言葉をかけることができる存在はそこらじゅうにある。
それらのほとんどは自分で生み出したものではない。
今私が味わっている この気持ちはなんだろう?
全てが仲間みたいな愛おしさ?
豊かな気持ち?
満たされている安心感?
あぁそうか。
「幸せ」を味わってるんだ。
周りから見たら ひとりで何か言ってる変な人に見えるかもしれないけど、そんなことはこの際考えるのやめよう。
マジで日々の暮らしが楽しくなっちゃうんだぞ!!
是非やってみてね!!
神社のイチョウの木には色んな鳥がとまって鳴いてる。
「何かおしゃべりしてるの?仲間に入れてー!!」って話しかけると飛んでいってしまって数が減っちゃうので 邪魔しないことにしてる。
はぴいち