美容師12年、今の自分に至るまでを記録してます。


始まりはココカラ↓

アシスタント〜Start Line編〜






 

スタイリストがいつ、何で目で合図送ってくるか分からなかったから、

 

『何を求めてるんだろう』

 

って事に気づくのに目を離すことは出来なかった。

 

 

それに気づけないとめっちゃ怒られるし、

 

それはスタイリストにだけじゃなく、お客さんがくつろいでる時にも

 

私のセンサーはバシバシ働いていた。

 

でも、基本何か出来たら安心してすぐボケっとしちゃうから、

 

ふと気がぬけた時に

 

先輩が先に気づいて行動してると

 

先越された事にめちゃくちゃムカついた。(笑)

 

 


こんな真面目なアシスタントを過ごしていた日々の中で、

 

いつも「眠い」とか「帰りたい〜」とか「ともかさん仕事楽しい?」とか言ってくる、

 

だけどいつも笑わせてくれてたK先輩がいた。

 

 

鏡から映らないところで私がスタイリストを見守ってると、


 

その先輩が音楽に合わせて見えない所でマイケルジャクソンのダンスを踊って見せてきたり、

 


シャンプー中も無駄にカラーの耳キャップを私の方に置いてきてふざけてくる。

 

 

その先輩やもう一人面倒見てくれていたM先輩2人とは

 

よくカラオケ行ったりご飯連れて行ってもらったり、

 

冬は毎週のようにスノボー三昧だったり、

 

そういえば...と、思うくらい同期が居ない心細さも

 

どっかに吹っ飛んでいた。

 

 

 

そうしてる間にスタッフはみるみるうちに増えていき、

 

6人目のスタッフとして入った私の後に、気付いたら1店舗11人のスタッフになっていた。

 

人が入ってくるといつもそわそわする。

 


末っ子の様な気持ちでお店に居たから人が増える事に不安もあったけど、

 

 

一緒に働く人にはいつも恵まれていた。

 

 

入ったスタイリストのうち少し中性的で華奢すぎて心配な、

 

優しい男の人Jさんがいた。

 

笑うとめっちゃ引き笑いだから、ツボに入ると私の方がつられて笑いが止まらなかった。

 

 

 

私自身も、もうその頃にはアシスタントとしてメインで回してるって自信もついた頃。

 

『トモカさんはいつスタイリストになるの?』

 

と、オーナーからも急かされていたので、

 

 

 

そんな中、人数も増えたもんだから

 

気持ちは焦っていたし、自分のスタイリストに近いイメージも膨らませていた。

 

 

だから尚更、そのスタイリストJさんにムカついたことがあった。

 

 

何って、Jさんにアシスタントの扱いを雑にされたことに頭きて、

 

Jさん、ちょっといいですか?」

 

って(なぜかオーナーに呼び出されてた口調で)その先輩を呼び立てて、

 

「私らの事なんだと思ってるんですか?

 

アシスタントにだってちゃんとお客さんに対して思いがあって対応してるんです。

 

さっきのあれは無くないですか?

 

あれじゃあアシスタントはただの雑用じゃないっすか怒(怒)」

 

 

渾身の怒りを爆発させた。

 

 

自分の方がお店を知っていたし、

 

 

来てくれてる人が大切だって気持ちでは誰にも負けない!なんて

 

 

思っていたから言えた言葉だ。

 

 

今思えばまだお店の空間にも慣れてないそのJさんは、

 

このクソ生意気な私に対してどう答えたらいいかも分からなかっただろう。

 

 

 

だし、店に入ったばかりで慣れようとすることにも精一杯だったはずだ。

 

 

 

 

しかし優しかったその先輩は、

 

まだスタイリストになっていない年下に言われたにもかかわらず、

 

言い合いはしたものの、最終的には『ごめんね。』

 

 

って、受け止めた言葉で謝ってくれた。

 

 

 

その時は気付かなかったけど、

 

中途で入ってくるしんどさも、ある。

 

 

同じようなことを逆の立場になって経験する時に人って気付くもんなんだ。

 

 

 

Jさん、ごめんなさい、そしてありがとうございます。

 

 

自分の居場所を作ることがこんなに苦しかったとは、

 

その頃思いもよりませんでした。

 

 

あの時私にはそんな風に思いやれる余裕が無かったです。


今だったら誰よりもそこに気を配れると思ってます。



 

あと、みんなでスノボに行った時、

 

「通しませんよ〜〜〜っ」とか言って


トイレに行きたい私の邪魔をするもんだから、

 

 

背負い投げして道を作ってごめんなさい。

 

 

後ろの方で「J、Jさんんん〜〜〜!汗」って呼んでるあのK先輩の声は未だに忘れない、

 

 

今となっちゃ、いい思い出です。sei

 

 

またJさんの怖い運転で雪山行きたいし、

 

みんなと遊びたいって、いつも思ってます◎



K先輩とJ先輩。