今日の夕刊フジの紙面。

朝日新聞また捏造か…冬柴国交相「報道正しくない』
なる見出しがありました。http://www.zakzak.co.jp/top/2008_02/t2008021410_all.html

内容は、予算委員会で質問した民主党の議員が紙面に掲載されている尼崎市長の発言を持ち出し、国交相に迫ったところ、国交相が「報道は正しくない」と全面否定したもの。


失言であれば言った事実は認めて、何だかんだで言い逃れを図るでしょう。

大臣も自分の省のことだから、本人もしくは幹部が当然記事を読んで事実確認させたでしょうし、その上で全面否定したということは自信があるからと思えます。

さらに、夕刊フジによると、尼崎市長も「そういった事実は一切ない。何らかの形で抗議する方針」とコメントしたとのこと。

ここまで来ると、コメントの存在はかなり怪しいです。

これは推測ですが、おおかた、朝ぶら下がりで取材した記者が同様の内容を尼崎市長にぶつけ、「はい」とも「いいえ」とも取れる答えをいいように解釈したといったところでしょう。

毎日夜討ち朝駆けをしても全く特ダネが取れないときの焦りと重圧、目の前に特ダネがぶら下がっているとつい功名心にはやってしまう気持ちはわからなくはないのですが、3年前の虚偽メモ事件以来、記者教育に力を入れてきたはずでは?

これは報道の根幹に関わることです。良識ある報道機関を自認するのなら、まずは捏造なのかそうでないのかを早急に説明してほしい。

とはいっても僕の予想ですが、はっきりした証拠が残っていない以上、きっと「取材は適正な範囲で行われた」とか言いながらうやむやにしてしまうでしょう。10行程度の訂正記事が出ればがんばった方かな。幹部は自分の評価が下がるから嫌がるのでしょう。内実はジャーナリストではなく会社員ですから。