B子はG子としっくりいっていなかった
B子はD子にいう
「おまえは他の姉妹とは違うの・・・A兄やんの子になっていたことがあるのだから、何かのときには力になってあげないとね」
A男が財産を一部、勝手に処分したことがあった
この時はG子はB子に向かってこういった 「Bちゃん、すまんねえ」
内心B子は穏やかではなかったはずだ その証拠にこの話はD子からきいた D子の子でこの話をきいたのはN男だけである
時が流れ・・・E男が亡くなり、B子が亡くなり・・・そしてA男が亡くなった
この時・・・D子は長年抱いていた考え、構想を実行に移すべき時期が到来したと考えた
いや、正確に云えば少々間に合わなかったというべきか
N男(鉄分)はこの時どこにいたか
就職して大阪にいたのである
そして・・・D子による大阪詣出が始まった