A男が大陸から帰還したのが、E男が南方から帰還したの時期がどちらが先だったかについては関係者没後の今となっては不明のままである
そうすんなりと帰還できたはずも無く、しばらくしてひょっこり家に戻ったというのが真相である
他にも出征した身内が多かった当時である
例えばE男の長兄の息子K男(E男の甥)は昭和17年当時新鋭潜水艦乗組となってミッドウェーに初陣参戦している
乗艦が事前に米空母を発見していたなら歴史が変っていた可能性がある
K男存命中、私は大変貴重な談話を聞いた
一方、戦死者も結構いた
がしかし、生き残った身内の方が目立ったことを考えるならば、非常に幸運だったと云わざるを得ない
やはり血はあらそえないものだと実感するに至る
いずれにしてもE男が山奥の駅に汽車で真夜中にたどり着き・・・そこから一晩朝まで歩き通しで奥地の自宅にたどりついた