昨夜お世話になった宿坊を後にします。

今日の予定は岩本寺を出発してJR土讃線沿いを歩いて、七子峠を大坂遍路道を通って土佐久礼へ(打ち戻り)向かいます。

 

 

お寺を出発して8km程で影野の遍路小舎に着きます。

 

 

七子峠へ向かう途中、突然フェンスに道を閉ざされている処に出ました。

「はまった・・・(>_<)」って思ったら、イノシシ除けのためフェンスを自分で開閉する仕組みでした。

普通の道での逆打ちはともかく、遍路道での逆打ちはとても難しいと実感。

始めての歩き遍路での逆打ちは間違いなく迷うと思います。

 

 

七子峠より土佐久礼方面を見降ろします。

あの橋の下を潜って先へ進みます。

 

 

なかなかハードな道を進みます。

土佐久礼から七子峠へのアプローチは2通りあります。

遍路道(登山道)では今回私が歩いた国道の南側を通る『大坂遍路道』 と 国道の北側を通る 『そえみみず遍路道』です。

 

そえみみず遍路道は漢字で「添蚯蚓」と書きます。道が(蚯蚓)ミミズのように曲がりくねっていることから、そう名付けられました。この遍路道は江戸時代(1687年)に真念によって著された「四国遍路道指南」という当時のガイドブックに登場する遍路道です。

大坂遍路道も昔から多くのお遍路さんが通ったルートで、この遍路道は前述の「四国遍路道指南」には登場しませんが、アスファルトではない遍路道として人気のルートです。

大坂遍路道は国道56号線より南を通るルートで谷を通るルートになっています。そのため、高低差は最も小さくエネルギーを節約して歩くことができますが、雨が降ると谷に水が流れ込み、へんろ道が水没して通れなくなってしまう可能性があります。

雨が降るときにこのルートは選んではいけないという事がここの鉄則です。

 

 

自転車で遍路されている方が、大坂遍路道を自転車担いで登ってきました。

少しお話して、お互いに写真を取り合って別れました。

四国遍路では色々な方と出会えます。

 

 

こちらの御主人は広島県から区切り打ちで歩かれに来られたそうです。

桂浜の宿で出会いましたて、桂浜~四万十へ歩くと申されてました。

たまたま大坂遍路道で再会しました。

道中の安全と、法体長養を祈念申し上げます。

 

 

高知自動車道の陸橋が見えてきました。

この橋の下を潜って3km程進むと土佐久礼の町へ出ます。

今回の旅の終わりが近づいてきました。

 

 

大坂谷川沿いを歩きます。

道沿いには多数の桜の木があり、春はとても美しい道でしょう。

道沿いにある遍路小舎では、野宿のお遍路さんが居てました。

 

 

土佐久礼駅にて。

今度はこの志国高知 幕末維新号に乗って四万十まで行って、足摺岬を目指します。