台風19号により被災した長野県並びに被災地域の皆様には喪中よりお見舞い申し上げます。

 

あれから一か月・・・

随分と時間が経過しましたが、ようやくブログを書こうという気になりました。

 

台風襲来の2日前、私は出張で長野市へ行って参りました。

大阪へ帰ったらすぐに台風がきて、長野市に甚大な被害をもたらしました。

私たちが訪問した地域も水害に遭ってる模様で、お世話になった先輩のお寺も心配でした。

 

 

画像は台風前の長野市です

 

 

 

大阪上本町~《近鉄特急アーバンライナー》~名古屋駅

JR名古屋~《ワイドビューしなの》~JR長野市

と乗り継いで、6時間かかって長野への到着が夕方でした。

黄昏時の善光寺さんも好いかと思います。

 

 

門前のお店はほとんど閉店してましたが、参詣者がちらほらと往来してました

 

 

それにしても立派な仁王門です。

10月19日(土)に『仁王門百年記念法要』が予定されておりましたが、台風のため延期になった模様です。

 

 

仁王門を潜ると、奥に山門が見えます。

この時間は観光客の姿は少なく、地元の方々が散歩や通勤・通学の帰り道として参道を歩かれています。

 

 

山門内部では本尊の文殊菩薩像、その四方を守護する四天王像、色鮮やかに修復された仏間の障壁画、四国八十八ヶ所霊場御分身仏などが見学できます。

仏様もさることながら、壁に描かれた落書きも一見の価値あり。

今の下品な落書きと違い、昔の落書きは『落書きも文化』と思わせてくれます。

 

 

善光寺本堂の内陣には御本尊・一光三尊阿弥陀如来様がおまつりされています。

御本尊さまの下では、『お戒壇巡り』が出来ます。

お戒壇巡りとは、瑠璃壇床下の真っ暗な回廊を巡り、中程に懸かる「極楽の錠前」に触れることで、錠前の真上におられる秘仏の御本尊様と結縁を果たし、往生の際にお迎えに来ていただけるという約束をいただく道場です。

参拝された際には是非入場してください。

 

 

大分と暗くなってきたので、そろそろお暇しようと思います。

この時期の長野はまだ寒くなく、本堂前の石段に腰かけて境内を眺めていると、風が心地よく時間を忘れさせてくれます。

 

 

さて、お土産の『信州のとうがらし』を買って帰りますか。

『八幡屋磯五郎』は美味しいですね。

私は七味好きですが、一般よりさらに山椒が効いたモノが好みです。

善光寺の門前店ではお好みに合わせてブレンドしてくれます。

 

 

仁王様も見送ってくれます。

 

 

なんとなく台湾の赤提灯の街を思い出します