2008年12月9日に日経ネットに下記記事が掲載されました。


日雇い派遣禁止、専門職を政令で例外に 厚労省、法改正案骨子
 厚生労働省は28日、労働政策審議会(厚労相の諮問機関)の部会に労働者派遣法改正案の骨子を提示した。日雇い派遣など30日以内の短期派遣の原則禁止を明記。専門職などで例外として認める職種は今後具体的に定め、政令に書き込む。連結対象のグループ企業内への派遣は、派遣元の派遣スタッフ全体の8割以下にすることも義務付ける。秋の臨時国会に改正案を提出する。
 現在は通訳、アナウンサーなど26業種について、専門性が高いとして短期を含め派遣期間に関する制限を設けていない。同日の会議で厚労省はこのうち清掃、ビルメンテナンス、駐車場管理、テレマーケティングの四業種は短期派遣を認める例外対象からは除外する方針を示した。(07:00)


アナウンサーについて調べてみたところ、近年は地方部の民放を中心に契約社員として採用する局が増えているらしい。契約アナウンサーの場合は、契約継続や正社員登用がなされない限り、退職することになる。また、人件費削減のため、特定の派遣会社から派遣社員として、派遣される場合が多いそうである。但し、人件費以外では、当該アナウンサーは派遣先の正社員と実質同等の扱いを受ける。
平成18年の古い資料で恐縮だが、政令で定める派遣業種は26業種であるが、アナウンサーの賃金は、事業の実施体制の企画、立案、ソフトウェア開発、通訳、翻訳、速記に継いで、平均料金が高いが、平均料金は(13.8%減)等であった。アナウンサーの仕事は華やかに見えたり、深夜、早朝に及ぶ激務、現場での取材など大変な職業であるにもかかわらず、それ程高い給料を貰っているわけでは無いらしい。況や派遣社員においてをやである。
正社員の場合もNHKを除いて、タレント化したアイドル的なアナウンサーは年齢の高くにつれ出番が少なくなるようである。反対に櫻井 よしこや田丸美寿々に代表されるようにキャスターになるアナウンサーは報道番組を任されるようになる。田丸美寿々も初めは契約社員リポーターだったそうである。彼女らは、欧米での映画『アンカーウーマン』のように現場・学識経験を積んだジャーナリストと言える。アナウンサーの派遣社員や契約社員も自分の範囲内の仕事をこなしながら、報道の勉強をしていけば、正社員の登用やキャスターへの道も開かれるのではないかと思う。