以下 Business Media 誠の一部抜粋です


老後に支給される公的年金について、どの程度期待しているのだろうか。すでに年金をもらっているという人を除いて、公的年金への期待度を聞いたところ「ある程度の生活の助けになると期待している」(36.9%)、「あまり期待していない」(36.8%)がほぼ同数。「公的年金だけで生活できると期待している」と「ある程度の生活の助けになると期待している」を合わせた期待派は40.3%。 全員に、老後のお金のために現在していることを聞いたところ「預貯金(定期預金など)」(59.4%)がトップ。このほか「個人年金保険や生命保険」(39.7%)、「株式投資」(18.4%)、「投資信託」(12.9%)と続いた。また4人に1人は「何もしてない」(25.2%)ようだ。


公的年金に期待しているか?の質問に、私の回答は「ある程度の生活の助けになる」とは思うが、期待している訳ではない。それは全く無いよりは、少しでも貰えれば、生活の助けにはなると思うが、公的年金だけで生活できるとは、とてもじゃないけれど無理だと思っています。生活の助けにはなると思うけれど、それは期待と言う言葉とは結びつかないような、公的年金に関してはそんなイメージしか持っていないのが現状です。では、「老後の為に現在していること」と聞かれると、貯金はしているけれども、まだ老後のための資金というわけでもない。だから、私も「何もしていない」の4人に1人になるのでしょうね。同調査では老後に関する不安についても調査しています。「かなり不安である」(41.6%)と「多少不安である」(37.4%)を合わせると、79.0%の人は老後に経済的な不安を感じているそうです。これだけ不安を感じていても、約25%が老後の為に何もしていないというのだから、やっぱり今の不景気、雇用の不安定さがそうさせているのでしょうね。