以下医療介護CB newsの一部抜粋です
公明党は1月8日、昨年実施した「介護総点検」活動での調査結果を発表した。介護従事者に対する調査では、「(介護従事者の)離職率が高い」といわれている理由について尋ねたところ、「業務内容に対して収入が低い」との回答が約8割に上った。同党では、今回の調査で浮き彫りになった介護をめぐる課題などについて、「現在策定作業中の『新介護ゴールドプラン(仮称)』に反映する」としている。介護従事者に対する調査では、「(介護従事者の)離職率が高いといわれていますが、その原因は何だと思いますか(複数回答可)」との質問に対し、「業務内容に対して収入が低いため」との回答が82.5%で最も多く、以下は「心身の負担が大きい業務内容のため」(75.4%)、「勤務時間が変則なため」(34.3%)などが続いた。「離職率は高くない」との回答は2.1%にとどまった。
仕事を探すときに、「賃金などの待遇の良い職業」を求めるか、それとも、「やりがいのある職業」を求めるか・・・・・。理想は、自分の好きな仕事でやりがいがあり、そして待遇の良い職業に就けると良いですよね。けれども、なかなかそんな理想的な職業に就けている人は少ないのではないでしょうか。介護の仕事と言うのもその一つだと思います。介護職は離職率が非常に高い職業として有名ですが、その理由は以前から「待遇の悪さ」が言われています。今回の調査結果でも、それは明らかになっています。離職率が高い理由に、「業務内容に対して収入が低い」との回答が8割にも上がっています。想像通りの結果といえるでしょう。私の身内にも介護を必要としている人がいて、介護職の方にお世話になっています。一緒に住んでいる訳ではないので、その仕事の大変さを全て見ている訳ではありませんが、とても重労働だと言う事は解ります。体への負担は大きいこともわかりますし、私達の目に見えていない精神的負担も大きいことでしょう。遣り甲斐があっても、心身への負担が大きく、収入が低ければ、離職をしてしまっても、誰も介護従事者を責める事は出来ないでしょう。調査だけで終わることなく、「新介護ゴールドプラン」と言うものに、上手く反映されると言いのですが。