以下読売新聞の一部抜粋です。


国立社会保障・人口問題研究所は18日、都道府県別の世帯数将来推計を発表した。2030年の世帯総数に占める65歳以上の高齢者独り暮らし世帯の割合は、最も高い鹿児島県で19・5%となる。全国平均は、05年の7・9%が14・7%に上昇し、ほぼ7世帯に1世帯が高齢者単独世帯となる。
65歳以上の高齢者夫婦世帯と高齢者単独世帯の合計は、鹿児島、和歌山、宮崎など10道県で、30年に全世帯の3割を超える。全国平均も05年の17・4%が30年に26・3%に上昇し、高齢者同士の「老老介護」の問題などが深刻化しそうだ。


昔の家族形態は、長男夫婦と両親が同居するという形態が殆どでしたが、今は違うようで、核家族化が進んでいます。長男だからと言って両親と同居しなければならないという考え方は薄れてきて、その為、高齢者夫婦世帯や、配偶者が亡くなった場合は、高齢者単独世帯となるのでしょう。その割合が、2030年には全国平均で14.7%、つまり7世帯に1世帯が高齢者単独世帯になるのだとか。また、65歳以上の高齢者夫婦世帯も2030年には26.3%になると推計されています。この数にとても驚かされました。今でも高齢者家族では、様々な問題があります。老老介護の問題もありますし、事故が起こったときも、もしも若い人が1人でもいたら助かった命が、高齢者家族であるためになくなる事がある可能性もあるのです。こういう現状が今あり、今後更に進んでいくという事は解るのですが、それをなかなか解決出来ないのも今の現状であります。こう言った家族形態が増えてくると、ご近所との繋がりがとても大切になってくると思います。